2022.03.24

【茨城 vs SR渋谷】波に乗る茨城が再び制すか、それともSR渋谷が連敗を脱出するか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs サンロッカーズ渋谷(@つくばカピオアリーナ)
第1戦:3月26日14時5分 第2戦:3月27日14時5分

 3月16日に対戦したばかりの茨城ロボッツサンロッカーズ渋谷が再び激突する。前回は95-91でホームの茨城が勝利した。両者が相まみえるレギュラーシーズン最後の連戦を制すのは5連勝で波に乗る茨城か、それとも5連敗からの脱出を狙うSR渋谷か。

 茨城は前節、アウェーでレバンガ北海道と対戦。第1クォーターからチェハーレス・タプスコットエリック・ジェイコブセンを中心に34得点をマークすると、最後までリードを保ち94-82で白星を獲得した。タプスコットの18得点を筆頭に福澤晃平鶴巻啓太ら計5選手が2ケタ得点を挙げたことに加え、ターンオーバーをわずか5つに抑えたことも大きな勝因につながった。

 この勝利で連勝を「5」に。ただ、チームはマーク・トラソリーニが再び負傷するなどベストメンバーが組めず、北海道戦は9人での戦いを強いられた。中2日で迎える今回のホームゲームも引き続きタフな試合になるだろう。

 前回のSR渋谷戦では後半20分で53-35とリードして逆転勝利。福澤が5本の3ポイントシュートを沈めて殊勲の活躍を見せた。福澤は執拗なマークに遭うことが予想されるため、好調の鶴巻、ベンチからの出場が濃厚なハビエル・ゴメス デ リアニョ、髙橋祐二らが果敢にアタックしてリズムを作りたい。

 対するSR渋谷は、前節のアルバルク東京戦が中止となったため、1週間ぶりの実戦。待望の勝利へは、体力面のアドバンテージを生かし試合開始からエンジン全開で挑みたいところ。攻撃ではインサイドを軸に攻め立て、ディフェンスではベンドラメ礼生関野剛平が前線から激しい圧をかけて敵地で連勝を狙う。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

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