2022.04.01

【北海道 vs SR渋谷】約4カ月ぶりの連勝狙う北海道、ロングを軸にインサイドを支配できるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

レバンガ北海道 vs サンロッカーズ渋谷(@北海きたえーる)
第1戦:4月3日14時5分 第2戦:4月4日19時5分

 東地区9位のレバンガ北海道がホームで、同6位のサンロッカーズ渋谷と今シーズン初めて対戦する。北海道はB1リーグ100勝目を達成した勢いで連勝を狙う。

 3月30日のアルバルク東京戦を91-87で逃げ切り、連敗を「4」でストップした。チームの得点源であるショーン・ロングが33得点を記録したほか、司令塔の寺園脩斗が13得点9アシストと活躍。3試合ぶりに復帰したデモン・ブルックスも第4クォーターだけで10得点を挙げるなど各選手の活躍が目立った。

 一方、SR渋谷は前節、茨城ロボッツと対戦し、1勝1敗の痛み分けとなった。第1戦は石井講祐が22得点を挙げるなど活躍し85-76で勝利したが、第2戦は78-94で敗戦。自慢のディフェンスが機能せず、スティールはわずか3つにとどまり、インサイドを破られてフリースローだけで24点も失った。3月を2勝7敗で終え、ワイルドカード争いでは4位。チャンピオンシップ進出に望みをつなぐため、早急にディフェンスを修正しなければならない。

 約4カ月ぶりの連勝を目指す北海道はインサイドを支配できるか。ロングを軸に山口颯斗やブルックスらがリバウンドへ積極的に絡み、セカンドチャンスを増やすことができれば勝利へ近づくだろう。
 
 対するSR渋谷は、得点源のロングやブルックスへ簡単にボールを入れさせたくない。古巣対戦の関野剛平や、道産子の高橋耕陽といった北海道にゆかりのある選手たちが地元で活躍できるか。

文=大橋裕之

■ロスター
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智
松下裕汰 ※特別指定

・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

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