2022.03.24

【宇都宮vs滋賀】今季初めての対戦、ホームの宇都宮は第4Qの出来が連勝への鍵

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 滋賀レイクスターズ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:3月26日15時5分 第2戦:3月27日15時5分

 宇都宮は前節、秋田ノーザンハピネッツのホームに乗り込んだが、手痛い逆転負けを喫した。前半を11点リードで終えたものの、第4クォーターで12-25と後手に回り、69-75で敗戦。最後の10分間で4本の3ポイントシュートを浴び、攻撃ではテーブス海が3つのターンオーバーを犯してしまった。また、試合を通じてジョシュ・スコットアイザック・フォトゥが1ケタ得点に抑えられたことも得点が伸びなかった要因に挙げられる。

 宇都宮としては、延長戦を含め6試合連続で最終クォーターのスコアが相手に上回られている状況。勝利した試合も締め方に課題を残しているため、最後まで自分たちのペースで試合を終わらせたい。鵤誠司の不在が続くなか、テーブスら司令塔陣の統率力が問われる。

 今節ホームに戻る宇都宮の相手となるのは、今シーズン初対決の滋賀レイクスターズ。滋賀は11連敗中で、前節の大阪エヴェッサ戦は6点差で競り負けた。試合は宇都宮と同様、第3クォーターまでリードするも最後の10分間で踏ん張れず、ディージェイ・ニュービルに第4クォーターだけで15得点を奪われて逆転負けを喫した。

 それでも、キーファー・ラベナを出場停止で欠いたなか、代わりにプレータイムを伸ばした森山修斗が14得点を記録する収穫もあった。今節も引き続き森山が存在感を示し、ラベナとともにオフェンスをけん引できるか注目だ。また、宇都宮から勝利するにはインサイド陣の奮闘と、林翔太郎比江島慎の得点をどこまで軽減できるかもポイントになるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・滋賀(HC:ルイス・ギル)
澁田怜音
ワース・スミス
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介 ※特別指定
トビンマーカス海舟 ※特別指定
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

BASKETBALLKING VIDEO