2022.03.31

【新潟vs宇都宮】7連敗中の新潟、攻撃が好調の宇都宮をホームで撃破できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

新潟アルビレックスBB vs 宇都宮ブレックス(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:4月2日17時5分 第2戦:4月3日15時5分

 第27節のアルバルク東京戦が中止となった新潟アルビレックスBB。第26節は島根スサノオマジックと対戦し、第1クォーターはロスコ・アレンが得点を重ねて8点リードを奪ったものの、その後相手に渡した主導権を取り返すことができず62-77で敗れ、連敗が「7」まで伸びた。

 チリジ・ネパウェが4試合ぶりの2ケタかつ今シーズン最多の18得点をマークしたが、ジェフ・エアーズは5得点、コービー・パラスは無得点に終わり、アレンも第2クォーター以降は2得点にとどまった。佐藤公威が約3カ月ぶりに2ケタ得点を挙げたのが数少ない収穫だった。

 東地区4位の宇都宮ブレックスは第27節に滋賀レイクスターズを退け、3月を8勝3敗で終えた。第1戦は終始オフェンスが機能し、第5節以来今シーズン2度目の100点ゲーム。第2戦は第1クォーターが8得点と思いがけない立ち上がりだったが、第2クォーターに30得点を挙げると再びオフェンスの歯車がかみ合った。アイザック・フォトゥが第1戦で今シーズン最多の28得点をマークしたほか、第2戦では竹内公輔が約5カ月ぶりに2ケタ得点を挙げた。

 宇都宮はここにきて喜多川修平が本来の力を発揮している。滋賀との第1戦で11得点と好調のオフェンスの一翼を担った。また、荒谷裕秀も3月は2ケタ得点が3度。チャンピオンシップ進出に向けて、経験豊富なベテランと期待のルーキーがチームに勢いを与えられるか。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

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