2022.03.31

【三河vs京都】前回対戦時は激戦…三河はCS進出へ向けホームで白星をつかみたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河 vs 京都ハンナリーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:4月2日15時5分 第2戦:4月3日15時5分

 シーホース三河は23日に西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦し、93-87で勝利した。西田優大が自己最多の30得点を叩きだしたほか、アンソニー・ローレンスⅡも自己最多タイの29得点をマークし、クロスゲームを勝ちきる原動力となった。

 この勝利で名古屋Dとの差を縮めたが、いいムードで臨めるはずだった第27節の千葉ジェッツ戦は中止。西地区4位、リーグ全体9位とチャンピオンシップ進出の当落線上にいる三河としては、改めていいムードを生む戦いぶりを見せたい。

 3月に入って4勝3敗と白星先行で第27節の横浜ビー・コルセアーズ戦を迎えた京都ハンナリーズは、第1戦をロースコアの末に4点差で落としたものの、第2戦は19点差をつけてリベンジ。3月を勝ち越しで終えた。

 第1戦で39本、第2戦で43本とリバウンドの課題をクリアしたことが勝因の1つ。また、2戦を通じて日本人選手の活躍が目立ったことも、チームとしてプラス材料。特に久保田義章は、2ケタ得点が6試合連続で止まったものの2戦とも9得点、加えて2戦合計16アシストと試合で大きな役割を担う存在になりつつある。

 両チームは1月2、3日に対戦し、ともに1点差という激戦を繰り広げた。特に第2戦は延長にもつれ込む大熱戦で、第4クォーター終了と同時に同点ブザービーターを決めたのが久保田だった。その試合で敗れている三河は久保田に対する警戒を強める必要があり、ガード陣のディフェンスが勝敗に影響するだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン
小室昂大 ※特別指定

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