2022.07.01
2021-22シーズンにB1リーグで最も長くコートに立っていた選手は誰なのか? 表彰されることはないが、評価されてしかるべき各選手の「総プレー時間」の長さを確認し、ランキング形式でまとめてみた。
※所属は2021-22シーズン時点
2021-22シーズンでは、レバンガ北海道所属のショーン・ロングが総プレー時間で堂々の1位に。現在29歳の同選手は、加入1年目ながら出場した56試合すべてに先発し、1試合平均32分30秒の出場時間を確保。平均25.0得点10.2リバウンドと驚異のスタッツを残し、今シーズンの得点王に輝いた。
2020-21シーズンでは最も総プレー時間が長かったメイヨは、新天地の広島ドラゴンフライズでもプレータイムをつかむことに成功。しかし、同選手は57試合の出場で1試合平均31分7秒をコート上で過ごしたものの、移籍初年度は平均16.1得点と昨シーズンに比べ失速。来シーズンは、チームの水に慣れたメイヨの奮起に期待したい。
2021-22シーズン、出場機会を求めて島根スサノオマジックに移籍した安藤が3位に輝いた。同じく新戦力の金丸晃輔とともにチームをクラブ史上初のチャンピオンシップに導いた司令塔は、レギュラーシーズン、CSともに1試合平均32分以上の出場時間を獲得。さらに、レギュラーシーズンでは1試合平均15.7得点、CSでは11.8得点を挙げ、スコアラーとしてもチームを引っ張った。
4位には、群馬クレインサンダーズのパーカーがランクイン。現在40歳のベテランは、55試合に先発出場し、1試合平均31分58秒を記録。平均13.0得点8.2リバウンドを挙げた縁の下の力持ちは、その一方で59.5パーセントと高いフィールドゴール成功率をマーク。頼れるインサイドプレーヤーとしてチームを支えた。
帰化選手を含まない日本人選手の中で、安藤に次いで2番目にプレータイムが長かったのが現在24歳の寺嶋。56試合の出場で1試合平均27分22秒プレーし、平均12.6得点4.1アシストを挙げてチームをコントロール。移籍初年度ながら広島の司令塔として重要な役割を果たした。
■2021-22シーズン B1リーグ 総プレー時間トップ10
1位:ショーン・ロング(レバンガ北海道) 1820分43秒
2位:ニック・メイヨ(広島ドラゴンフライズ) 1774分1秒
3位:安藤誓哉(島根スサノオマジック) 1768分41秒
4位:マイケル・パーカー(群馬クレインサンダーズ) 1758分35秒
5位:ジャスティン・ハーパー(京都ハンナリーズ) 1751分49秒
6位:ショーン・オマラ(滋賀レイクスターズ) 1739分5秒
7位:アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ) 1716分10秒
8位:ニック・ケイ(島根スサノオマジック) 1709分12秒
9位:ジョシュ・ハレルソン(サンロッカーズ渋谷) 1688分14秒
10位:ジョーダン・グリン(秋田ノーザンハピネッツ) 1679分10秒
■2021-22シーズン B1リーグ 総プレー時間 日本国籍選手トップ10
※()内は外国籍選手を含めた場合の順位
1位(3位):安藤誓哉(島根スサノオマジック) 1768分41秒
2位(4位):マイケル・パーカー(群馬クレインサンダーズ) 1758分35秒
3位(7位):アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ) 1716分10秒
4位(14位):ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース) 1609分24秒
5位(20位):寺嶋良(広島ドラゴンフライズ) 1533分11秒
6位(22位):アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ) 1512分7秒
7位(25位):細川一輝(京都ハンナリーズ) 1505分16秒
8位(26位):西田優大(シーホース三河) 1500分4秒
9位(27位):トーマス・ケネディ(広島ドラゴンフライズ) 1491分8秒
10位(29位):山口颯斗(レバンガ北海道) 1485分30秒
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