2022.08.18

Bリーグが今季レギュレーションを正式発表…残留POと入替戦は実施せず

Bリーグが2022-23シーズンのレギュレーションを正式に発表
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 8月17日、Bリーグが理事会に関するメディアブリーフィングを実施。2022-23シーズンのレギュレーションを正式に発表した。

 24クラブで争われる今季のB1は東、中、西の3地区制。同地区対戦は4回戦(28試合)、他地区対戦は2回戦(32試合)となる。各地区の上位2クラブに加え、ワイルドカード上位2クラブの計8クラブがチャンピオンシップに進出。チャンピオンシップは昨シーズン同様、2戦先勝方式で行われる。

 また、今シーズンから昇格、降格が復活。残留プレーオフや入替戦を実施せず、B1は下位2クラブが自動降格となる。B2は上位8クラブによるプレーオフを行い、上位2クラブがB1に昇格。ただし、B1ライセンスを保有していることが前提で、年間順位4位以内のライセンス保有クラブが「0」の場合は入替なしとなる。

 Bリーグの島田慎二チェアマンは「昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で中止になった試合もあって、勝率で決めるのがいいのかなど議論がありましたけど、引き続き勝率で進めていきます」と、下位2クラブの自動降格について説明。地区のレベル格差などが懸念されるが、「クラブと議論した時、ネガティブなリアクションはほとんどなかったですね。『東地区は厳しいんじゃないか』ということは出ていなかったと思います」と続けた。

 2022-23シーズンの大会方式、昇降格については以下のとおり。

●2022-23シーズン大会方式
■B1
クラブ数:24クラブ
地区:3地区(東・中・西)
地区内クラブ数:8クラブ
リーグ戦期間:2022/9/29〜2023/5/7
土日節:24節
平日節:12節
同地区対戦:4回戦(=28試合)
他地区対戦:2回戦(=32試合/対戦数差異なし)
試合数:60試合
CS進出:8クラブ(上位2位+ワイルド2)

■B2
クラブ数:14クラブ
地区:2地区(東西)
地区内クラブ数:7クラブ
リーグ戦期間:2022/9/30〜2023/4/24
土日節:28節
平日節:4節
同地区対戦:6回戦(=36試合)
他地区対戦:4回戦(任意の2クラブのみ2回戦)
試合数:60試合
PO進出:8クラブ(上位3位+ワイルド2)

●2022-23シーズン終了後の昇降格
☆B1↔B2昇降格
→2クラブ自動昇降格

対象規定方法
B1:最終順位下位2位、B2:最終順位上位2位
「年間順位4位以内/B1クラブライセンス保有」
※2クラブを満たさない場合は繰り上げなし

☆B2↔B3昇降格
→2クラブ自動昇降格

対象規定方法
B2:最終順位下位2位、B3:最終順位上位2位
「年間順位4位以内/B1orB2クラブライセンス保有」
※2クラブを満たさない場合は繰り上げなし

■4位以内のライセンス保有クラブが2クラブの場合
・B1・B2入替
→B1下位2クラブが自動降格、B2対象2クラブが自動昇格

・B2・B3入替
→B2下位2クラブが自動降格、B3対象2クラブが自動昇格

■4位以内のライセンス保有クラブが1クラブの場合
・B1・B2入替
→B1の最下位クラブが自動降格、B2の対象1クラブが自動昇格

・B2・B3入替
→B2の最下位クラブが自動降格、B3の対象1クラブが自動昇格

■4位以内のライセンス保有クラブが0クラブの場合
・B1・B2入替
→B1・B2入替はなし

・B2・B3入替
→B2・B3入替はなし

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