2022.12.04

逆転3Pを沈めた河村勇輝が2日連続キャリアハイ更新の34得点…横浜BCが宇都宮に連勝

驚異的な活躍で勝利の立役者となった河村[写真]=B.LEAGUE
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 12月4日、各地でB1リーグ第9節が開催され、横浜ビー・コルセアーズ宇都宮ブレックスと敵地で対戦した。

 第1戦に87-77で勝利した横浜BCは、前日にキャリアハイとなる32得点を挙げた河村勇輝が第1クォーターから6得点をマークしてチームをけん引するも、宇都宮の遠藤祐亮らに活躍を許し、15-26で最初の10分間を終える。続く第2クォーター序盤に一時17点のビハインドを背負うが、横浜BCは河村を含む4選手が3ポイントシュートを沈め、33-42で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、河村が2本の3ポイントを沈めると、速攻レイアップからバスケットカウントを奪うなど、この10分間で13得点を挙げる大車輪の活躍。終盤にキング開の得点で逆転に成功すると、リードチェンジを繰り返し、57-58で勝負の最終クォーターへ。

 第4クォーターでも両者譲らず一進一退の攻防になるも、わずかに宇都宮にリードを奪われてしまう。中盤から再び河村が得点力を発揮すると、試合残り33秒には3ポイントを沈め、2点差に詰め寄ることに成功。宇都宮の攻撃を守って迎えた横浜BCのラストプレー、終了間際に河村がタフな体勢から逆転となる長距離砲を決め切り、最後は73-72で大きな勝利を手にした。

 敵地で昨季王者から貴重な連勝を飾った横浜BCは、試合最後の10得点を一人で奪った河村が、6本の3ポイントを含む34得点と2試合連続でキャリアハイを更新すると、5リバウンド6アシスト1スティールと大爆発。チーム唯一の2ケタ得点者となり、勝利の原動力となった。

 一方の宇都宮は、ジョシュ・スコットが17得点9リバウンド、アイザック・フォトゥが12得点6リバウンドを挙げるも、ホームで悔しい連敗を喫した。

■試合結果
宇都宮ブレックス 72-73 横浜ビー・コルセアーズ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|26|16|16|14|=72
横浜BC|15|18|24|16|=73

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