2023.01.05

【京都vsSR渋谷】京都はミスを減らしたい…SR渋谷は連敗ストップへディフェンスを立て直せるか

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

京都ハンナリーズvsサンロッカーズ渋谷(@京都市体育館)
GAME1:1月7日15時5分 GAME2:1月8日15時5分

 京都ハンナリーズは前節、中地区1位の川崎ブレイブサンダースとのGAME1を87-83で競り勝った。ゾーンディフェンスやマンツーマンディフェンスの併用し、攻撃ではターンオーバーを9つに抑え、19得点の久保田義章を筆頭に4人が2ケタ得点を記録。いいディフェンスからいいオフェンスにつなげられる攻防が増えてきた印象だ。

 ただ、GAME2は序盤の劣勢を跳ね返しながらも、76-89で敗戦。速攻で17失点を喫したトランジションディフェンスは、今節のサンロッカーズ渋谷戦に向けて改善したい。さらに、20個のターンオーバーを喫した試合運びも修正点になる。久保田などガード陣と、シェック・ディアロのミスが目立っただけに、落ち着いて相手のプレッシャーをかいくぐれるか注目だ。

一方、SR渋谷は前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗れて3連敗。GAME1を延長戦の末に86-88で落とすと、GAME2は今シーズン最多失点の67-105で敗れた。前々節の横浜ビー・コルセアーズ戦からディフェンスを立て直せず、セカンドチャンスポイントの失点が目立ち、3ポイントシュートは2戦合計で51本中23本を与えてしまった。

 今節の京都戦では、本来持つ激しいディフェンスが必要不可欠。ベンドラメ礼生関野剛平が、久保田などガード陣にプレッシャーをかけ、チームで連動してボールを奪い取れるか。相手は3ポイントシュート成功率もリーグ4位と好調なだけに、外角に対する防御の徹底と、リバウンドへの執着も前節以上に求められる。浜中謙ヘッドコーチ体制での初勝利をつかみ取りたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:ロイ・ラナ)
ジェロード・ユトフ
水野幹太
小西聖也
マシュー・ライト
ティージェー・ロール ※インジュアリーリスト
小澤智将
久保田義章
青木龍史
淺野ケニー ※特別指定
満田丈太郎
トビンマーカス海舟
ノヴァー・ガドソン
シェック・ディアロ
ザック・モーア
益子拓己 ※特別指定
小室昂大

・SR渋谷(HC:浜中謙)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
ベンドラメ礼生
小島元基
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
石井講祐
津屋一球
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
井上宗一郎

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