2023.02.12

西田優大がハーフコート超えの決勝ブザービーターをヒット…三河が富山に劇的勝利

驚異的な勝ち越しシュートを決めた西田/写真は第1戦のもの[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 2月12日、各地でB1リーグ第22節が開催され、シーホース三河富山グラウジーズとアウェーで対戦した。

 第1戦に81-56で快勝した三河は、富山の松井啓十郎に2本の3ポイントシュートを含む8得点を奪われ、16-19で第1クォーターを終える。続く第2クォーターでも松井に2本の長距離砲を決められ、同じく8得点と活躍を許すと、33-37と追いかける展開で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、富山のノヴァー・ガドソンと特別指定選手の喜志永修斗に得点を重ねられるも、ダバンテ・ガードナーが9得点、西田優大が7得点と奮起。終盤にはガードナーの得点でついに逆転に成功し、56-55で最終クォーターへ突入した。

 勝負の第4クォーターではガードナーを中心に三河がリードを広げることに成功。しかし、終盤にコーディ・デンプスに連続3ポイントを決められ、富山に同点とされる。試合残り4秒、デンプスの勝ち越しを狙ったシュートが外れると、西田がリバウンドを獲得。そのまま“自陣”の3ポイントライン付近からハーフコートショットを放つと、コートを横断したボールは見事ゴールに吸い込まれ、三河が79-76で劇的な勝利を飾った。

 驚異のブザービーターで2連勝とした三河は、ガードナーが28得点7リバウンド6アシスト、西田が15得点3リバウンド3アシスト4スティールをマークした。

 一方の富山は、ガドソンが21得点、松井が16得点、ナイジェル・スパイクスが14得点16リバウンド、喜志永が10得点4スティールを挙げるも、7連敗を喫した。

■試合結果
富山グラウジーズ 76-79 シーホース三河(@黒部市総合体育センター)
富山|19|18|18|21|=76
三河|16|17|23|23|=79

この試合の他の記事

シーホース三河の関連記事

B1の関連記事