2023.02.13

驚異のブザービーターで三河を2連勝に導いた西田優大「シュートが入って良かった」

第2戦では15得点3リバウンド3アシスト4スティールをマークした西田[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第22節が2月11日から12日にかけて行われ、シーホース三河富山グラウジーズとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に81-56で快勝した三河だったが、第2戦は富山にリードを許す展開に。それでも、粘り強く戦うと第3クォーター終盤には逆転に成功する。第4クォーターでは序盤からダバンテ・ガードナーを中心に三河がリードを広げるが、終盤には富山に猛追されて同点とされる。

 試合残り4秒、富山の勝ち越しを狙ったシュートが外れると、リバウンドを奪ったのは西田優大。そのまま“自陣”の3ポイントライン付近からハーフコートショットを放つと、コートを横断したボールは見事ゴールに吸い込まれ、三河が79-76で劇的な勝利を飾った。

 富山のブースターを凍りつかせるブザービーターを沈めた西田は、試合後のヒーローインタビューで「時間がないのは分かっていたので、投げたシュートが入って良かったです」と笑顔で心境を語った。

 さらに、「今日の試合は相手にリードされ、自分たちが我慢強くついていく展開でした。ちょっと我慢しきれなかった部分もありましたが、最後に勝ち切れたのはすごく良かったです」と試合を振り返ると、「富山まで足を運んでくださるブースターの皆さんもたくさんいましたし、すごく力になりました」とファンへ感謝のメッセージを送った。

 また、鈴木貴美一ヘッドコーチは、「昨日はいい勝ち方をしたので、今日は逆にこちらのメンタルの部分を引き締めていかなければならなく、非常に大変でした。結果として最後のシュートが入り、我々が勝ちましたが、緊迫したいいゲームだったと思います」と熱戦を振り返った。

「しっかり練習してバイウィーク明けにさらにチームが強くなるように頑張りたいと思います」と語った指揮官。三河は次節、3月8日に三遠ネオフェニックスをホームで迎え撃つ。

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