2023.02.13

敵地で広島にリベンジを果たした群馬の並里成「最後の3Pはみんなの思いが形になった」

司令塔として群馬をけん引した並里[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第22節が2月11日から12日にかけて行われ、群馬クレインサンダーズ広島ドラゴンフライズとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦に87-97で敗れた群馬は、第2戦で20得点を挙げたトレイ・ジョーンズを筆頭に6選手が2ケタ得点をマークし、99-91で西地区の強豪相手にリベンジを果たした。

 水野宏太ヘッドコーチは「交代で出てきた選手含めて、一人ひとりが役割を持ってプレーしてくれ、力強い戦いができたとと思います」と試合を振り返ると、「バイウィーク明けは過密日程で進んでいくので、全員の力を出し切ってチームとして目の前の試合を力強く戦うことが大事です。結果に繋がっていくように、チーム作りをしていきたいと思います」とシーズン終盤戦へ向けて意気込みを語った。

 また、10得点9アシストと活躍した並里成は、「1試合通して、みんなで我慢して集中力を切らさず、固くディフェンスができたところが勝敗を分けました。最後の3ポイントシュートは今日のみんなの頑張り、思いが形となったかなと思います」とコメント。試合終盤には2度にわたって3点差まで詰め寄られたが、残り1分8秒に並里、残り43秒にジョーンズが、広島を突き放す貴重な3ポイントを沈めた。

 3本の3ポイントを含む11得点を挙げた菅原暉は、「タフな試合でしたが、最後しっかりと勝ち切ることができて良かったです。得点の部分に関しては、毎試合チームに貢献することを目標に掲げて臨んでいるので、それが少しでも結果に出て良かったと思います」と自身の活躍について語った。

 さらに、「あと3カ月でチャンピオンシップの時期になります。CSに行くために勝ち星を積み重ねていけるよう、少し休んで準備していきたいと思います」とクラブ初のCS進出を果たすべく意気込んだ。

 21勝15敗で東地区3位の群馬は、ワイルドカード争いでも3位と、現状ではCS出場へ一歩届いていない。次節3月8日には、アウェーで同地区4位の秋田ノーザンハピネッツとの対戦が控えており、バイウィーク明けは負けられない戦いが続く。

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