2024.11.14
2月23日、26日の2日間、高崎アリーナを舞台に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6は日本代表が2連勝を飾り、通算成績7勝5敗で予選を終えた。
両日の試合前には『ALL BASKETBALL ACTION 2023 in 高崎 supported by 日本生命』が開催。『ALL BASKETBALL ACTION』は、公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)と一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)が連携して実施する取り組みで、『ALL BASKETBALL ACTION 2023 in 水戸 supported by 日本生命』に続いて3度目の実施となった。
1日目は鳥海連志、古澤拓也の車いすバスケットボール男子日本代表2人に加え、3人制バスケットボールで活躍する桂葵(Dusseldorf ZOOS/BEEFMAN)も登場し、競技用車いすに乗って3メンを披露。鳥海から始まり、桂、古澤とボールをつなぐと、最後は古澤のラストパスを受けた桂がゴールに向かいながらシュートを決めた。
パフォーマンス前に自身のTwitterで「私が、、シュートを、、決めるらしい、、、、めちゃくちゃ緊張する、、、、車椅子バスケおにむず、、、、、」とつづっていた桂だが、無事にシュートを成功させて大きくガッツポーズ。「リハーサルでどんでもない外し方をしたので、(本番は決まって)安心しました」と心境を明かし、「車いすバスケットボールも3人制も5人制も、あるいは今回の日本代表のような試合でも、応援する人もプレーする人もみんなが一つになって、いろいろなバスケットボールを楽しめたらと思います」とコメントした。
古澤は「車いすでのパスは難しいですが、完璧にシュートまでいって決めて、さすがでした」と、桂のプレーを評価。鳥海は「『ALL BASKETBALL ACTION』、バスケットボールという共通ワードがあって、皆さんが楽しめるスポーツ。今日は全力で応援したいと思います」と観客に呼びかけた。
2日目に会場へ姿を現したのは車いすバスケットボール女子日本代表の網本麻里、北田千尋、そしてBリーグの群馬クレインサンダーズでプレーする野本建吾の3人。初日とは異なり、競技用車いすを操作する2人に野本が加わり、3メンが展開された。
野本は「思った以上に速くて、息切れしています」と、車いすバスケ特有のスピードに驚いた様子。「今日はこのようなイベントに参加させていただき、ありがとうございました。みんなで日本代表を応援しましょう。Go! Akatsuki Japan」とメッセージを送った。
北田は「車いすバスケットボールは6月に世界選手権が開催されます。今日のAkatsuki Japanの力をもらって、いい成績を残したいです。そして8月の(5人制男子)ワールドカップ本戦に向けて、私たちが後押しできればと思っています。バスケットボールを全員で楽しみましょう」と話し、イベント後にも自身のTwitterで次のようにツイートした
「野本選手と日本代表戦の前にバスケができたこと感動的な体験でした!今回のコラボで障害とか健常とか車いすとかそうじゃないとか関係なく少しの工夫と優しさがあればなんでも一緒に楽しめるんだよ、ってことが少しでも伝わっていれば嬉しいです。出演させていただきありがとうございました!」
網本も「健常のバスケ、車いすバスケ、男女関係なく、今回の3メンのようにボールをつないで、一致団結して盛り上がっていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と“ALL BASKETBALL”を誓った。
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