2023.06.14
1月13日、アダストリアみとアリーナで「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」DAY1の試合前エキシビションとして「ALL BASKETBALL ACTION 2023 in 水戸 supported by 日本生命」が行われた。
ALL BASKETBALL ACTIONは、公益財団法人日本バスケットボール協会と一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟が手を取り合って実施。バスケットボールを通じて、性別や身体の自由度といった垣根を超えて多様性への理解を広げ、日本を元気にしていくという理念のもとバスケットボール界全体で取り組む活動だ。
2022年8月に仙台で行われた日本代表戦での開催に続いて2回目となる今回の取り組みには、車いすバスケットボール日本代表の古澤拓也と鳥海連志が、さらにオールスターゲーム出場選手のなかから、橋本竜馬(レバンガ北海道)と比江島慎(宇都宮ブレックス)が登場し、車いすバスケットボールでのシュートチャレンジに挑戦。
競技用車いすに乗った4名がコートエンドに並び一斉にスタートを切ると、スムーズにパスを回し、最後は比江島がフリースローラインからシュート。車いす初挑戦という比江島は慣れない高さからの試投で一度はリングに嫌われたものの、二度目で確実に沈めた。4選手のコラボレーションに場内から温かい拍手が送られた。
イベント後、古澤は「車いすバスケットボールもおもしろいバスケットボールなので、このような機会をとおして興味を持っていただけるのでは。ぜひ会場で応援してほしい。障がい者としてだけではなく、1人のスポーツ選手として見ていただけるのかな」と、Bリーグのファンの前で活動できたことに手応えを感じた様子。
一方の鳥海は「Bリーグで活躍している選手が車いすに乗ってプレーすることで、健常者でもプレーできるんだということを周知できる。これを継続して、たくさんの場所で、たくさんの方に見ていただくことで価値が高くなっていくのではないか」と先を見据える。
Bリーグの球宴というひのき舞台、バスケット愛に満ちたファンの目の前でALL BASKETBALL ACTIONが展開された意味は大きい。今後もこの取り組みが継続し、関わる人たちを元気にしていくことに期待したい。
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