2023.09.12
福岡県出身で現在35歳の橋本は、178センチ81キロのポイントガード。福岡大学附属大濠高校、青山学院大学を経て、2011年にアイシン シーホース(現シーホース三河)でキャリアを始めた。琉球ゴールデンキングスに1シーズン在籍したのち、2019-20シーズンに北海道へ移籍。在籍4シーズン目となった2022-23シーズンは、全60試合の出場で1試合平均7.8得点1.5リバウンド3.9アシストをマークした。
北海道を離れることが決まった同選手は、クラブを通じて次のようにコメントした。
「北海道に4年間在籍させていただき、会社の皆様、そして北海道の皆様に支えていただいて、チームとしても、個人としても、心から感謝をしています。今回の退団に際して、まずは1番に感謝を伝えたいと思います。北海道に招いていただき、そして支えていただき、全ての人に感謝しています。ありがとうございます」
「自分の心の中には夢や目標、そして選手として目指したい姿があり、それはまだ道の途中です。選手として、人間として、更に向上していくためにはどうしたら良いかを一番に考え、それを実現するために、移籍をするという決断に至りました。ここでは書ききれない思いはたくさんありますが、皆さまには移籍に至った理由、そして感謝の気持ちをお伝えしたいと思いました。関わってくださった皆さまに、心から感謝して次のステップに力強く進みたいと思います。4年間、本当にありがとうございました」
また、横田陽代表取締役CEOは橋本の退団に際し、次の言葉を送った。
「橋本竜馬選手は、2019-20シーズンから4季に渡りレバンガ北海道に所属し、加入2年目より3シーズンはキャプテンとしてチームを牽引してくれました。 持ち前のリーダーシップで若手選手やスタッフ含めチームをまとめるだけでなく、コート上でも常に前を向き、劣勢な時ほど自ら局面を打開するプレーや声を出してチームメイトを鼓舞する姿はブースターの皆様の記憶にも強く残っていることと思います。クラブとしましては、チームの主力であり欠かせない存在である橋本選手と昨シーズン中から何度も協議を重ね、慰留に努めてまいりましたが、最終的にさらなる成長を求め、新たなチャレンジをしたいという本人の強い意思を尊重し、送り出すこととなりました」
「チームが大きく変化しなければならないタイミングでキャプテンとしてチームの先頭に立ち、コート上はもちろん、試合に向かう準備、姿勢としてもプロフェッショナルである姿と、責任を背負い相手に届けようとする言葉を発して、どんなに厳しい状況でも前を向き、チームと向き合う姿に、心より敬意を表し、この4年間に感謝しています。橋本選手と共に戦い、新シーズンもレバンガ北海道で戦うことを決意してくれた選手・スタッフたちは、共に過ごした時間をさらなる自身の成長に繋げてくれていると思っています。これから別の道を進む橋本選手へ、感謝とともに一人の素晴らしいバスケットボール選手としての今後の成功を北海道から願っています」
なお、すでに移籍先が決まっているため、Bリーグの自由交渉選手リストには公示されない。
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