2023.06.22

レバンガ北海道の桜井良太が来季で現役引退へ…レラカムイ時代を知る40歳のベテラン

桜井良太が2023-24シーズン終了後に引退することを宣言[写真]=B.LEAGUE
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 6月22日、レバンガ北海道桜井良太が選手契約の継続に合意したことを発表。また、2023-24シーズン終了後に現役を引退することも併せて発表した。

 3月に40歳を迎えた桜井は、194センチ89キロのスモールフォワード。愛知学泉大学から2005-06シーズンにトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に加入し、ルーキーシーズンから活躍。2007-08シーズンにレバンガ北海道の前身であるレラカムイ北海道に移籍すると、新天地でも主力としてチームをけん引した。

 17年目となる2022-23シーズンは、出場した52試合のうち14試合に先発するなど、ベテランながら先頭に立ってチームを鼓舞。1試合平均9分21秒の出場で1.4得点1.1アシストを記録していた。

 今回の発表に際し、横田陽球団代表取締役CEOは「桜井選手はレバンガ北海道創立から昨季までの12シーズン、チームを代表する選手の一人として、コートに立ち続けてきました。時には勝負所でフィニッシュを任せられる中心選手として活躍し、時にはゲームチェンジャーとして嫌な流れを断ち切るプレーで貢献し、ベンチからも常に声を出し味方を鼓舞するなど、様々な面からチームの勝利に貢献し続けてくれた選手であります」と、その活躍を振り返り、球団史に残る存在であることを強調。

 来る2023-24シーズンがラストシーズンとなるが、「クラブとしてもチームとしても、勝利に欠かせないロスターの一人として、身体を張ったディフェンスやリバウンド、フロアバランスを見る目や記録には残らない泥臭いルーズボールへのダイブなど、局面で力を発揮し、チームを良い方向に導くベテランとしての存在そのものと活躍を期待しています」と話した。

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