2023.01.13

ラストプレーで勝負強さを発揮…スキルズチャレンジ優勝の河村勇輝「ほかの選手との差は3ポイントだけ」

歴代最速記録でスキルズチャレンジを制した横浜の河村 [写真]=伊藤大允
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 1月13日にアダストリアみとアリーナで「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」が開催。『G-SHOCK スキルズチャレンジ』では河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)が歴代最速の20.9秒で優勝を飾った。

 ドリブル、パス、フリースロー、3ポイントシュートをミスなく成功させた3番手の河村に対し、5番手の富樫勇樹千葉ジェッツ)はいい滑り出しを見せたものの、最後の3ポイントシュートで苦戦。前回大会優勝の多嶋朝飛茨城ロボッツ)こそ一発で沈めたが、ラストプレーで時間を要す選手が多く見られた。

 河村は富樫のプレーについて「優勝したかったので、(3ポイントは)『外れろ』と思っていました」。スキルズチャレンジのポイントは最後の「3ポイント」だったようで、「ほかの選手との差はそこだけだと思います」と、オールスターの舞台であっても勝負強さを発揮して優勝に輝いた。

 スキルズチャレンジ出場選手では富樫に加え、藤井祐眞川崎ブレイブサンダース)とも日本代表で一緒にプレー。リーグ戦では「ライバル」だが、「こういった機会は楽しむことが重要。ベンチでも楽しいですね。先輩方と話しながら、コミュニケーションを取れるいい機会です」と話した。

 優勝賞金30万円の使い道を問うと、「いや〜」と悩みながらも、「旅行をしたり、美味しいご飯を食べたりしたい。ビーコルで会食があれば、そこで使っていきたいです」とコメントした。

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