2023.05.17
1月7日に行われたB1第16節、横浜ビー・コルセアーズは琉球ゴールデンキングスとホームで対戦し、67-51で勝利を収めた。試合後、選手やヘッドコーチがクラブ公式HPを通して試合を振り返っている。
琉球にとって51得点という数字は、今シーズン最少の得点数。河村勇輝は「琉球を51点に抑えることができたことが最大の勝因」とコメントした。
特にリバウンドについて大きな手応えを感じていたようで、「相手はリーグトップのオフェンスリバウンドを誇るチームだが、ビッグマンたちが体を張って頑張ってくれた」とチームメートを称賛。加えて、「チームとして、どれだけディフェンスにフォーカスできるかを意識して臨んだ試合だったので、これを遂行できたことがチームとしてすごく良かった。このことは、チームの成長につながると思う」と、チームのさらなる飛躍を予感させる言葉を残した。
また、キング開も河村と同様にリバウンドが勝利の鍵だったと感じていた様子。「琉球が攻撃的チームでリバウンドがリーグ1位なので、そこさえ抑えられれば自分たちにチャンスはあると話していた」と明かし、「試合の序盤から全員でリバウンドを取りに行き、平均約80点取るチームを50点台に抑えられたことは、自分たちの中でも大きな収穫で、ゲームプラン通りにできた試合だった」と試合を振り返っている。
横浜BCがレギュラーシーズンで琉球に勝利したのは、2018年12月31日の試合以来、約4年ぶりの出来事。さらに、同日行われた試合で川崎ブレイブサンダースがアルバルク東京に敗れたため、横浜BCは中地区1位の川崎と勝率で並ぶこととなった。
激闘の最中、インカレMVPの松崎裕樹がプレビューを果たすなど好材料の多い横浜BC。しかし青木勇人ヘッドコーチは「明日、さらにタフな試合になるとは思うが、今日できたことをどれだけ明日も続けられるかどうかが、また自分たちの新しいチャレンジになる」と話しており、油断している様子はない。
当然、細部を修正してGame2に臨むであろう琉球に対し、横浜BCはどのような戦いを見せるのか。8日14時5分ティップオフ予定の試合にも大きな注目が集まる。
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