2023.08.06
滋賀レイクスの“エンターテイナー”が「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」の舞台でも存在感を発揮した。
1月13日、アダストリアみとアリーナで行われた『B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME』。オールスターゲームの初日を締めくくったB.LEAGUE RISING STARSとB.LEAGUE ASIA ALL-STARSによる一戦は、アジア特別枠の選手で構成されたASIA ALL-STARSが118-114で勝利を収めた。
RISING STARSで齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、テーブス海(滋賀レイクス)、西田優大(シーホース三河)、吉井裕鷹(アルバルク東京)の日本代表経験者4人とともに先発出場したのが川真田紘也(滋賀)だ。オールスターといえば、試合開始前の入場パフォーマンスが注目の一つ。齋藤、テーブスに続いて名前を呼ばれた吉井が踊りながら登場すると、川真田もそれに負けじとファンの前に現れた。
「(入場は)勢いでいきました。2個前に吉井が派手なパフォーマンスをやっていたので、『これは俺も派手なのをやらないと面白くない』と。自分なりに頑張ってみました」
滋賀で“川真田劇場”として会場を沸かせる24歳は、RISING STARSのチーム内でも若手だったことから、「真剣勝負でありつつ、楽しむ部分もあったので。自分が楽しめて、周りも楽しませたらという気分」で盛り上げ役を務めた。ただ、所属クラブで“ヲタ芸”や“マツケンサンバ”を披露してきた吉井のパフォーマンスに驚いた様子。「あいつはすごいんでねぇ〜。大阪の男なので。(入場のパフォーマンスは)いい勝負でした(笑)」
試合が始まると、川真田は齋藤のアシストからアリウープでチーム初得点を記録。「狙っていなかった」というプレーだが、「やるなら、派手なことをしたほうが楽しいと思って。ナイスパスでした。僕の助走がもう少し合えば、いい感じにダンクをできたんですけどね」と話した。その後も「盛り上げてなんぼ」との言葉どおり、積極的にダンクでアタック。13分35秒の出場で10得点をマークした。
初のオールスター出場について「楽しかった」と語った川真田に、ダンクコンテストや本戦への出場希望について問うと、「壁は高いです」としつつ、「これから頑張って、選ばれたらうれしいですね」とコメント。チームに戻れば、18日からリーグ戦が再開する。「これから後半戦。楽しむ気持ちを忘れず、でも真剣勝負ということも忘れず。どちらの気持ちも持って戦っていきたい」と意気込んだ。
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