2023.04.04
テーブス海(滋賀レイクス)、吉井裕鷹(アルバルク東京)、佐藤卓磨(千葉ジェッツ)は、トム・ホーバスヘッドコーチ率いる日本代表で活躍する国内屈指のプロバスケットボーラーだ。「代表合宿ではいつも一緒に行動している」という3人は、みなアディダスアスリートでもある。1月13、14日のBリーグ、オールスターで「ライジングスターズ」の一員に選ばれた仲良しトリオが、互いについて、これからのキャリアについて語り合った。
取材協力=アディダス ジャパン
――ライジングスターズとしてアジアオールスターと戦います。楽しみな点は。
テーブス ライジングの選出は2度目ですけど、去年はオールスターが中止になったので、個人的には初めて。なかなかこうやってみんなと会うことはないですし、いろいろなメンバーたちとミックスできて楽しみです。
――皆さんはすでに日本代表でも活躍しています。若手有望株という意味のライジングではないのかとも思います。
佐藤 NBAのオールスターでやっている『ライジング』とは意味合いが違うと思います。僕らはBリーグや日本バスケットを盛り上げていく役目を持っている選手たちだと思う。その自覚をもってBリーグがアジア、世界で有名なリーグになるように頑張らないといけないという気持ちです。
――こうやって3人で会うのは新鮮ですか?
テーブス 3人とも仲良くて会うのを楽しみにしていましたね。代表の活動で一緒だった時以来です。一緒の時間を過ごせるだけで僕は幸せです(笑)。
佐藤 代表合宿の時は一緒にごはんを食べて、お風呂に入って、ずっと一緒に行動していて家族みたいな感じ。結構この3人でいることが多いんですよ。
――皆さんは世界との距離をどう感じていますか。
テーブス 身体能力やサイズの差は感じる。でも、日本のバスケットのスキルやメンタル的な部分は10年前から比べて上達している。僕も、海外で戦える一人になりたいと思う気持ちが強いです。
佐藤 一番違うと感じたのはリバウンド力。みんな、リングの上で取るのが当たり前です。特にオーストラリアと戦った時、(NBA経験のある)ソーン・メーカー選手はレベルが違うなって驚きました。もっともっとフィジカルに戦わないとダメだなと思ったけど、一方で戦える手応えもあった。日本はサイズが小さいけれど、先にしっかり体を当ててポジションをとるとか、細かいことを徹底的にやれば、勝機があると感じています。
吉井 Bリーグのセンター陣は特に海外選手になっていて、そういう(世界レベルの)相手に常に触れるようになっています。そうすれば代表にいっても(対外国人選手の)耐性はついて来ると思う。僕はオーストラリアとやった時に、身体能力の差より規律の部分の差を感じました。ディフェンスの守り方は一つも隙がなかった。そういう基本的な部分が上にいけばいくほど、ちゃんとある。ただ、アルバルクのアドマイティス監督も欧州の方で、守り方一つから厳しく指導してもらっている。そういう規律はしっかり身についています。
――最後にバスケットボーラーとしての目標を色紙に書いてください。
吉井 僕は『健康』です。最近、こればっかり書いています。健康ありきのバスケット選手、人間だと思います。コロナもインフルもなるべくかからないように。そしてケガをしないことがキャリアを伸ばすうえで大事だと思います。
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