2023.01.30

高精度の3PでA東京をけん引した安藤周人「自分がやらなければいけない状況だった」

アウトサイドシュートを次々と沈め、A東京をけん引した安藤[写真]=B.LEAGUE
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 1月29日、Bリーグの第20節が各地で行われ、アルバルク東京新潟アルビレックスBBとホームでの第2戦に臨んだ。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦では安藤周人が7本の3ポイントを含む27得点と躍動し、90-79で勝利すると、第2戦でも安藤が6本の3ポイントを含む21得点9アシストとオフェンスをけん引。さらに、セバスチャン・サイズが20得点14リバウンドとダブルダブルをマークし、67-63でA東京が8連勝を飾った。

 16-22とリードを許した第1クォーターについて「出だしに集中力が足りず、攻守ともに機能していない場面が多かった」と語るデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、「ロースコアな試合展開ではディフェンスが鍵となるので、第1クォーター以外の時間帯ではしっかりと相手を止め、粘り強く戦うことができたことが勝因だと思います」と試合を振り返った。

 さらに、「今日も赤く染まったアリーナで皆さんの応援を感じました。ホーム14連勝という記録も皆さんの応援があってこそだと思います」とブースターへ感謝のコメントを送った指揮官。現在A東京はホームで16勝2敗と驚異的な強さを見せており、東地区首位の千葉ジェッツを追走している。

 また、新潟との2試合で計13本の長距離砲を沈め、高い得点力を発揮した安藤は、「何としてでも自分がやらなければいけない状況だった」とコメント。ガード陣に多くの負傷者が出ている苦しい状況のチームをけん引し、見事に連勝を継続させた。

 安藤は「勝てて良かったですが、自分自身は反省点の多い試合でした」と話しつつも、「コーチからどこを攻めるべきか、相手のウィークポイントがどこなのか指示がある中でも、プレーするのは選手なので、良い状況判断をしながらプレーできているのが結果につながっていると思います」とチームが好調な要因についても語った。

 A東京は次節、3連勝中とこちらも好調の大阪エヴェッサとホームで対戦する。

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