2023.01.29

北海道を連敗脱出に導いたブロック・モータム「強豪相手にも戦えることを証明できた」

7本の3ポイントを沈め、大車輪の活躍を見せたモータム[写真]=B.LEAGUE
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 1月29日、Bリーグの第20節が行われ、レバンガ北海道川崎ブレイブサンダースとホームで対戦。試合後のコメントをクラブが伝えている。

 試合はブロック・モータムが7本の3ポイントを含む39得点9リバウンドと大車輪の活躍を見せ、北海道が102-95で連敗を「9」でストップした。「ここからさらに選手たちとステップアップしていけるよう練習から取り組んでいきたい」と話す佐古賢一ヘッドコーチは、「今日の勝利は自分たちが目指しているバスケに関してモチベーションを上げていけるきっかけにもなりますし、勝ったゲームから学んでいけることはチームにとってプラスの影響をもたらしてくれると思います」と連敗脱出を果たした心境を語った。

 ハイパフォーマンスを発揮してチームを勝利に導いたモータムは、「今日は良い形で試合に入ることができて、まずは前半、自分たちがやるべきことを遂行できました。最近は前半のいいバスケを継続できないことが課題でしたが、今日は後半も戦い切ることができ、それが勝利という結果に繋がったと思います」と試合を振り返った。

 さらに、「今日のような戦い方ができれば、川崎さんのような強豪相手にもしっかり戦えることを証明することができましたし、自分たちの自信に繋げることができた試合になりました」と力強く語り、大きな手応えをつかむことができたようだ。

「これだけ負けが続いていても、4000人以上の方が会場に足を運んで応援してくれた」とファンへの感謝の思いを語った橋本

 キャプテンを務める橋本竜馬は、「連敗が続いていたなか、自分としては(記者会見などで)ポジティブな要素を話し続けてきましたが、実際の雰囲気は決していいとは言えませんでした。ただ何とか立ち上がって、1勝しなければいけないという思いは全員あったと思います」と連敗中の苦しい心境を吐露。

 それでも、「今日は40分間集中して泥臭いことをやり続けていけば、どのチームにも勝てることを証明できた」と語ると、「これを継続することが自分たちに足りないものだと感じているので、どうしたら継続できるかを、勝った今だからこそ考えていかなければいけないと思っています」とこの勝利を浮上のきっかけにするべく、前を向いた。

 次節、北海道は西地区首位の島根スサノオマジックとアウェーで対戦する。この貴重な白星を糧に、北海道がどんな戦いを見せるか注目だ。

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