2023.02.22
2月5日、B1リーグ第21節が各地で開催され、アルバルク東京はホームの国立代々木競技場第一体育館で大阪エヴェッサとの第1戦に臨んだ。試合後にシューターの安藤周人がメディア対応している。
好調な滑り出しで試合序盤から2ケタリードを奪ったA東京。第2クォーターで一時点差は詰められたものの、第3クォーターでは安藤が2本の長距離砲を炸裂し、10分間で10得点を挙げる。最後のクォーターでも接戦を繰り広げた両チームだったが、終盤まで盤石な戦いぶりを披露したA東京が74-66で9連勝を達成した。
試合を通じ15得点2リバウンド2アシストで勝利に貢献した安藤は、「相手の同じセットに連続でやられてしまった」と第2クォーターを課題に挙げている。「点差を離しきれないのが現状だと思います。第3クォーターでやっとチームのギアが上がって、相手の得点を抑えたのが今日の勝因かな、と」。
1月7日の川崎ブレイブサンダース戦で16得点を挙げ、以降の全試合で2ケタ得点を維持するなど、年明けから好調を維持している安藤。1月31日には「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6に向けた直前合宿への招集も発表され、「自分のパフォーマンスも徐々に上がってきて、そこを評価してもらえたのかなと思います」と、代表活動についても触れた。
Window1直前合宿以来のメンバー入りということもあり、安藤は「最初に呼ばれてからチャンスがなく、やっと自分でつかみ取った」と喜びを見せる。自信と不安が織り交ざっていると心境を明かしつつ、「急に呼ばれているので、対応力が大事になってくると思います。練習中から選手やトム(・ホーバスヘッドコーチ)さんとコミュニケーションを取りながら、代表で求められているものを確立していきたいです」と、意気込みを語っている。
また、自身の好調は田中大貴のケガが“きっかけ”とも話した安藤。腰を痛めていた田中の穴を埋めるべく、「自分がやらないといけないなと思いました。いままで大貴さんに頼っていた部分が大きかったですし、彼が帰ってきたときに負担を減らすためにも自分が1個レベルを上げないといけない」と、チームのために奮起しているようだ。
年明けから快調を継続しているA東京のエースシューター。5日に開催される大阪との第2戦でも、チームを勝利に導くプレーを披露してもらいたい。
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