2023.02.05

3試合の欠場から復帰した小酒部泰暉…11得点マークも「感覚がちょっと鈍っていました」

豪快なドライブで敵陣に切り込んだ小酒部(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 2月5日、B1リーグ第21節が各地で開催され、アルバルク東京はホームの国立代々木競技場第一体育館で大阪エヴェッサと激突。試合後にウイングマンの小酒部泰暉がメディア対応した。

 第1クォーターで試合最大となる15得点のリードを奪ったA東京。続く第2クォーターでは大阪に主導権を握られるが、第3クォーターでは安藤周人が2本の3ポイントシュートを含む10得点でチームをけん引する。最終クォーターでは3試合の欠場から復帰した小酒部が攻防で存在感を発揮し、74-66でA東京が連勝数を「9」に伸ばした。

 試合を通じて11得点2スティールを挙げた小酒部は、「バスケットの感覚がちょっと鈍っていました」と語る。4試合ぶりの出場ということもあってかアウトサイドシュートが低調だったと振り返り、そこからドライブの比重を高めていったようだ。「外が当たっていなかったのでドライブで、近い距離で打つことを心がけてました」。

外角シュートでリズムをつかめなかったと話した小酒部(右)[写真]=B.LEAGUE

 第4クォーターの残り5分12秒、敵陣に切り込んだ小酒部はバスケットカウントを獲得し、“3点プレー”を完遂。大阪の得点源であるディージェイ・ニュービルからスティールを決めるなど好守備も光り、終盤にかけて効果的なプレーを披露した。

「ニュービル選手のところが、一番自分たちのやられてはいけない場所だったと思うので。そこで得点をさせないという気持ちで入った結果だと思います」

 コート上のラインナップによってはハンドラーの役割もこなしている小酒部。「ピックアンドロールで自分の動きを迷って、シュートを打たずにパスをメインにしてしまうことがあります」と難しさも感じているようだが、「そこで迷わずシュートを打っていけたらと思います」と、次戦に向けて意気込んだ。

 持ち前の身体能力を生かし、小酒部は攻めと守りの両面でチームにプラスを与えている。コンディションも元どおりとはいかないようだが、第2戦でもダイナミックなプレーでチームに勢いをもらたしてくれることを期待したい。

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