2023.02.09

【島根vsA東京】島根は古巣を迎え撃つ津山尚大の得点力回復がカギ…A東京は10連勝中と絶好調

島根スサノオマジックvsアルバルク東京(@松江市総合体育館)
GAME1:2月11日13時35分 GAME2:2月12日13時35分

 西地区首位に立つ島根スサノオマジックは、レバンガ北海道を迎えた前節も星を落とすことなく、これで6連勝を達成した。GAME1は前半に14点ビハインドを背負う展開だったが、後半はペリン・ビュフォードが圧巻の活躍。第4クォーター終了と同時に同点シュートをねじ込むと、延長も躍動して熱戦にケリをつけた。GAME2は6人が2ケタ得点をマークして相手を寄せつけなかった。GAME1で41得点13リバウンドのビュフォードは、GAME2も“トリプルダブル”級の働きを見せている。

 しかし、今節対峙する東地区2位のアルバルク東京も10連勝中と絶好調だ。前節の大阪エヴェッサ戦はやや粘られたものの、GAME1は第3クォーター早々に追いつかれたところから安藤周人が8点連取で引き離し、故障で4試合ぶりの出場となった小酒部泰暉も11得点。GAME2はアレックス・カークの欠場をライアン・ロシターが27得点18リバウンド4スティールでカバーした。A東京で最後のホームゲームとなったイホール・ボヤルキムも第2戦で8アシストを挙げた。

 今回の両者の激突は、昨シーズンのチャンピオンシップクォーターファイナルの再戦。地区2位との星の差を1つ広げた島根としては、地区首位固めという意味でも、昨シーズンのリベンジを期すA東京を返り討ちにしたい。前回の安藤誓哉がそうであったように、津山尚大にとっても古巣との戦い。このところ得点力に陰りがあり、この古巣戦をいいきっかけにしたいところだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス
エペ・ウドゥ※インジュアリーリスト
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス※インジュアリーリスト
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
宇都宮陸 ※特別指定
平岩玄
ライアン・ロシター
イホール・ボヤルキム
田中大貴※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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