2023.02.13

アウェーで三遠に連勝した琉球…古巣凱旋の松脇「相手に流れを渡さなかった事がこの2連戦の勝因」

古巣での凱旋試合を楽しんだ松脇[写真]=B.LEAGUE
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 2月10日から2月12日にかけて、各地でB1リーグ第22節が行われ、琉球ゴールデンキングスはアウェーで三遠ネオフェニックスと対戦した。

 2月11日に行われたGAME1では、琉球は立ち上がりこそ流れをつかみきれないものの第2クォーターに突き放してリードを奪取。後半に入っても勢いは衰えず、82-75で勝利を収めた。2月12日のGAME2でも、琉球は序盤に後手に回りながらも第2クォーターからギアを上げて流れをつかみ、優位に立つことに成功。後半でも追いすがる三遠を振り払い、73-63で勝利。アウェー戦を連勝で締めくくった。

 2月12日の試合後には、琉球は公式ホームページを通してコメントを発表。指揮を執った桶谷大ヘッドコーチは「ディフェンスでガード陣がよく頑張ってくれて、相手シューター陣にタフなシュートを打たせることができたことが今日の勝因だと思います」と分析。

 また、「ディフェンスでストップできた後に、トランジションや、セカンドチャンスで我慢強く得点を重ねることができました。今日の試合のように粘り強く戦えているところが6連勝の要因だと感じているので、残りのシーズンも継続していきます」と、チーム状況の良さを垣間見せた。

 古巣との対戦となった松脇圭志は「三遠さんは粘り強いチームでしたが、点差を詰められる場面でも自分達が我慢して、相手に流れを渡さなかった事がこの2連戦の勝因だと思います」と回想。続けて、「古巣ということで、タオルを持って会場に応援に来ていただいた方などもいてうれしかったですし、去年一緒にプレーしたチームメートと対戦できて楽しむことができました」と、今回の凱旋試合についてコメントした。

 次節は3月8日にホームで広島ドラゴンフライズとの対戦が予定されている琉球だが、その前に2月15日に行われる天皇杯準決勝で、横浜ビー・コルセアーズと激突する。川崎ブレイブサンダースと並び中地区首位(2月13日現在)につけるなど、河村勇輝を中心に好調を維持する横浜BCとの一戦に注目が集まる。

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