2023.03.22
3月19日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第25節第2戦が行われ、中地区1位の川崎ブレイブサンダースと東地区3位の群馬クレインサンダーズが対戦した。
連勝を目指す川崎は藤井祐眞、マット・ジャニング、長谷川技、ジョーダン・ヒース、ニック・ファジーカスの5人が先発出場。一方の群馬は並里成、アキ・チェンバース、トレイ・ジョーンズ、マイケル・パーカー、ケーレブ・ターズースキーがスターティングファイブに名を連ねた。
試合は第1クォーターから点の取り合いとなった。0-6のランでスタートした群馬に対し、川崎はすぐさまタイムアウトを取って立て直しを図った。12得点を挙げたファジーカスを中心に加え、マイケル・ヤングジュニアが4分28秒のプレータイムで7得点をマーク。26-26の同点で最初の10分間を終えた。
第2クォーターも1ケタ点差で推移する接戦の展開。同点で迎えた残り31秒に藤井の3ポイントシュートで抜け出した川崎が49-47と2点リードで試合を折り返した。
第3クォーターは一転してロースコアゲーム。川崎リードの時間帯が続くなか、群馬はチェンバースの3ポイント、ジャスティン・キーナンのジャンプショットで残り3分2秒に2点のリードを奪った。それでも、川崎がジャニングが3本のフリースローを確実に沈めると、篠山竜青の3ポイントで再びリード。最後は相手のオフェンスを守り、68-67で最後の10分間を迎えた。
依然として拮抗した第4クォーターでは、川崎がベンチメンバーを中心に試合を展開。熊谷尚也や篠山竜青が要所で得点を挙げれば、ジャニングも相手のオフェンスファウルを誘発するディフェンスを見せ、試合終了残り4分21秒に80-75と5点差に広げた。詰め寄られてもファジーカスが2連続で“3点プレー”を成功させ、ジャニングのフリースロー2本で同44秒に88-80。終盤は逃げきり、90-80で同一カード2連勝を飾った。
川崎はファジーカスが25得点6リバウンド6アシストの活躍を見せたほか、藤井が18得点、ヤングジュニアとジャニングがともに13得点をマーク。一方、手痛い連敗を喫した群馬はキーナンが21得点を挙げたものの、第4クォーターの13得点が響く形となった。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 90-80 群馬クレインサンダーズ
川崎|26|23|19|22|=90
群馬|26|22|20|13|=80
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