2024.01.28

アルバルク東京がスペシャルオリンピックス日本・東京との包括連携協定締結を発表

スペシャルオリンピックス日本・東京と包括連携協定を締結したA東京[写真提供]=アルバルク東京
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 アルバルク東京は1月27日、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本・東京(以下、SON・東京)と包括連携協定を締結したことを発表した。

 同日に調印式を執り行い、その後のA東京ホームゲームではハーフタイムに協定締結を発表。アルバルクチアリーダーとスペシャルオリンピックスチア(以下、SOチア)の合同パフォーマンスが披露された。

 今回の協定は、Bリーグの社会的責任イニシアティブである『B.LEAGUE Hope』と公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(以下、SON)による共同プロジェクト「Challenge with ALL」のエリアアクションとして、ソーシャルインクルージョンの実現を目指し、締結された。

ハーフタイムにはアルバルクチアリーダーとスペシャルオリンピックスチアの合同パフォーマンスが披露[写真提供]=アルバルク東京

 スペシャルオリンピックス(以下、SO)とは、知的障がいのある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営は「ボランティアと善意の寄付」によって行われている。

 A東京は2016年のクラブ創設時よりSOと関わり、2017年から毎年ホームゲームで「スペシャルオリンピックスデー」を開催しており、SOチアとアルバルクチアリーダーの共演など、SONとSONのナショナルパートナーであるトヨタ自動車とともに、SOの普及活動に努めてきた。今後は、東京都内各地での普及活動や交流イベントなど、さらに連携・協力を強化しながら、SONの周知活動を行っていく。

 同プロジェクトのアンバサダーに就任した伊藤大司トップチームゼネラルマネージャーは、「この度、初のChallenge with ALL 東京アンバサダーに就任しました。プロスポーツクラブとしてSOとともに活動することは、自分たちを見つめなおし、クラブとしての成長にもつながるものと考えております。選手、スタッフとともに積極的に関わってまいりますので、皆さまもぜひSOへのご理解・ご協力をお願いいたします」とメッセージを送った。

東京都内各地での普及活動や交流イベントなど、SONの周知活動を行っていく[写真提供]=アルバルク東京

『Challenge with ALL SON・東京 × A東京』の包括連携協定概要については以下のとおり。

・連携の目的
相互に連携することを通じて地域と結びつき、共創・協働が発展して、インクルーシブ社会の実現に資すること

・連携の内容
①A東京フロントスタッフによるSOボランティア登録と、活動現場でのボランティア実施
②A東京ホームゲームへのSOアスリートの招待
③SOアスリートとA東京の選手・コーチとの交流イベントの実施
④Challenge with ALL 東京アンバサダーの選任と活動の推進

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