2024.06.17

長崎ヴェルカが元NBL指揮官のHC就任を発表「無視できない存在としての地位を確立していく」

長崎のヘッドコーチに就任したモーディ・マオール氏[写真]=Getty Images
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 B1リーグの長崎ヴェルカは6月17日、オーストラリア(NBL)で指揮をとっていたモーディ・マオール氏と2024-25シーズンのヘッドコーチ(HC)契約に合意したと発表した。

 マオール氏はアメリカ出身の39歳。2012年にイスラエルで指導者キャリアをスタートさせ、2019-20シーズンからNBLのニュージーランド・プレイカーズへ移籍。2022-23シーズンから2年間、同クラブのHCを務めた。

 今回の契約発表に際して、マオール新HCは「長崎ヴェルカというクラブのコーチを務めることになり大変光栄に思います。ヴェルカは最初の3シーズンで、コート上での文化とコート外での長崎ブースターの皆さんとの素晴らしい関係性を通じて、強固な基盤を築き上げました。2024-25シーズンは刺激的な新たな始まりを象徴するシーズンとなります。新しい拠点HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)とそこに隣接されるトレーニング施設で第一歩を踏み出します。私たちは全員で築き上げてきたこの基盤を頼りに新たな高みへと到達し、この競争の激しいリーグで無視できない存在としての地位を確立していくよう努めていきます。新しいシーズンに向け編成を進めているこのチームがコートに立ち、ヴェルカの“HAS IT”を証明できることに非常にワクワクしています」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

 長崎にとってB1昇格1年目だった2023-24シーズンは、27勝33敗(勝率.450)の西地区6位でフィニッシュ。今秋開幕する2024-25シーズンは、新ホームアリーナのハピネスアリーナで、さらなる高みを目指すシーズンとなる。

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