2024.06.17

三遠の細川一輝がBリーグデビューを飾った群馬へ移籍「優勝に貢献できるよう全力で…」

群馬への移籍が発表された細川[写真]=B.LEAGUE
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 6月17日、三遠ネオフェニックスと契約満了になった細川一輝が、群馬クレインサンダーズに移籍することが発表された。

 岩手県出身で現在26歳の細川は、187センチ92キロのシューティングガード。上武大学から2019-20シーズンに群馬の特別指定選手としてBリーグデビューを果たし、2020-21シーズンに京都ハンナリーズとプロ契約を締結した。2022-23シーズンから三遠に移籍すると、今シーズンはレギュラーシーズンの48試合に出場(先発34試合)し、1試合平均7.9得点2.5リバウンド1.2アシストをマーク。三遠の中地区初優勝に貢献した。

 日本代表として「第19回アジア競技大会」にも出場経験を持つ細川は、退団する三遠について「2シーズン、ありがとうございました! 大野ヘッドコーチのもと新生三遠ネオフェニックスに加入し、紆余曲折ありながらも成長し、プロとしての更なる自覚ができた2シーズンでした。日本代表にも選出され、地区優勝、CS出場を体験でき、改めてコーチングスタッフ、チームスタッフ、チームメートに心から感謝しています。この経験を活かして成長できるよう日々努力します。改めて、三遠ネオフェニックスに関わるすべての皆さまに感謝いたします。これからも三遠ネオフェニックスへのご支援、ご声援をお願いします!」とクラブを通じてコメントしている。

 また、移籍の発表に際し、細川と群馬は以下のようにコメントしている。

細川一輝
群馬クレインサンダーズに関わるすべての皆さま、はじめまして、細川一輝です。かつて大学4年生のときに特別指定選手として在籍していたことがありますが、コロナ禍もあり心残りのままクラブを去ることになりました。そしてこの度、大学時代を過ごした群馬へ戻ってプレーできることを大変うれしく思っております。クラブを去って以来、何度も何度も根気強く熱意を伝え続けていただいた吉田真太郎GMには心から感謝を申し上げます。自分自身も最大限の努力を続け日々成長できるよう精進し、クラブ悲願の地区優勝、チャンピオンシップ優勝に貢献できるよう全力でプレーします。皆さま、どうぞよろしくお願いします!」

群馬クレインサンダーズ
「将来の日本を代表するであろう成長著しい日本人シューター細川選手が、その類稀な得点力とディフェンス力に磨きをかけ、誰もが認める実力者となって群馬クレインサンダーズに戻ってきてくれました。

 上武大学所属時代から得点王を獲得し稀代の点取り屋として活躍してきた細川選手。プロ入り後もその実力の向上は止まることを知らず、入り出したら止まらないと形容される3ポイントシュートでの爆発的な得点力と日本人選手トップレベルのボディバランスとフィジカルから繰り出されるタフなディフェンスを武器に、B1の舞台で攻守にわたりチームの主力としてその実力を遺憾なく発揮してきました。

 細川選手の加入により、アウトサイドシュートの成功確率の飛躍的な向上が見込まれるだけでなく、ディフェンスに的を絞らせないことでインサイドプレイヤーの得点期待値も大幅に向上させることができます。
また、相手のシューター選手に対しフィジカルのイニシアチブを取り、ディフェンスからオフェンスへの流れを呼び込める群馬クレインサンダーズの起爆剤となる選手として、大きな期待をしております。細川選手への熱い応援を何卒よろしくお願いいたします」

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