2024.06.16

広島がBCLアジアで第3位に輝く…山崎稜が6本の3P、中村拓人は勝負を決める連続得点

3位で大会を終えた広島[写真]=fiba.basketball
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 6月15日、FIBA主催のアジア最強クラブを決める大会『バスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)』の決勝トーナメント3位決定戦が行われ、広島ドラゴンフライズ(日本/Bリーグ優勝)がシャーダリ・ゴルガーン(イラン/FIBA西アジア・スーパーリーグ準優勝)と対戦した。

 グループラウンド最終戦で敗れた相手との再戦となった広島は、中村拓人山崎稜三谷桂司朗ドウェイン・エバンスケリー・ブラックシアー・ジュニアの先発陣で臨んだ。

 第1クォーターでは山崎が4本の3ポイントシュートを沈め、試合の流れを作る。さらに、主力陣も得点を重ね、29-20とリードを奪った。しかし、続く第2クォーターでは広島の得点が伸び悩み、一時は逆転を許す展開に。河田チリジのダンクや三谷の長距離砲で得点をつなぐと、苦しい状況の中でもエバンスがチームをけん引し、43-42で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、開始からブラックシアーが得点を伸ばすと、山崎、エバンス、上澤俊喜が要所で3ポイントを決め、64-56と再び広島が点差を拡大。第4クォーターでは終盤に3点差まで詰め寄られるも、中村が2度にわたりスティールからレイアップを決めると、さらに3ポイントも2本沈めて連続10得点を奪う。粘る相手に逆転を許さなかった広島が81-76で熱戦を制した。

チームハイの得点を記録した山崎(左)と、勝負所で連続得点を挙げた中村(右)[写真]=fiba.basketball

 グループラウンドのリベンジを果たし、第3位に輝いた広島は、山崎が6本の3ポイントを決めて18得点、ブラックシアーが17得点9リバウンド、エバンスが16得点9リバウンド7アシスト、中村が14得点3スティールをマークした。

 また、準決勝で広島を破ったアル・リヤディ・ベイルート(レバノン/FIBA西アジア・スーパーリーグ優勝)は、決勝でシャバーブ・アル・アハリ(UAE/開催国)に122-96で快勝し、優勝を飾っている。

■試合結果
広島ドラゴンフライズ 81-76 シャーダリ・ゴルガーン
広   島|29|14|21|17|=81
ゴルガーン|20|22|14|20|=76

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