A東京がブラジル代表レオナルド・メインデルら3選手の退団を発表…岡本飛竜「夢中でチャレンジできた3年間でした」

　5月28日、アルバルク東京はスティーブ・ザック、岡本飛竜、レオナルド・メインデルら3選手が契約満了のため退団することを発表した。ザックは26日付で自由交渉選手リストに公示されており、岡本とメインデルは28日付で同リストに公示される。

　アメリカ出身で現在32歳のザックは、211センチ111キロのセンター。今シーズンは開幕前にサポートコーチとして長崎に加入すると、昨年11月1日付で再び選手契約を結んでコートへ。今年3月からアルバルク東京に移籍していた。今シーズンは、長崎で28試合に出場し1試合平均6.8得点7.3リバウンド、A東京で23試合に出場し5.0得点4.4リバウンドを記録。両チーム合計では、リーグ戦51試合の出場で6.0得点6.0リバウンド1.3アシストの成績だった。

　鳥取県出身で現在32歳の岡本は、170センチ78キロのポイントガード。延岡学園高校から拓殖大学へと進学し、島根スサノオマジック、広島ドラゴンフライズ、新潟アルビレックスBBを経て、2022－23シーズンからA東京に加入。今シーズンはリーグ戦26試合に出場し、1試合平均5分26秒のプレータイムで0.9得点0.4リバウンド0.5アシストを記録した。

　ブラジル出身で現在32歳のメインデルは、201センチ100キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2023－24シーズンにアルバルク東京に加入すると、在籍2年目の今シーズンは、開幕前にブラジル代表の一員として「パリオリンピック」へ参戦。B1リーグ戦では56試合に出場し、1試合平均12.0得点4.6リバウンド2.9アシストをマークした。

　各選手は今回の発表に際して、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

▼スティーブ・ザック
「皆さんからいつも熱いサポートをいただき、素晴らしい時間を過ごすことができました。アルバルク東京というチームでプレーできたことに、改めて心から感謝申し上げます。いつも応援していただき、本当にありがとうございました」

▼岡本飛竜
「素晴らしいチームの一員として積み重ねてきた日々、出会えた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。 仲間に恵まれ、多くのことを学び、夢中でチャレンジできた3年間でした。 心の底から感謝しています、ありがとうございました。Energy!!」

▼レオナルド・メインデル
「アルバルク東京でプレーする機会を与えていただき、心より感謝申し上げます。この2年間は私にとってかけがえのない思い出であり、一生の宝物です。これまで支えてくださったチーム関係者の皆さん、熱い応援で後押ししてくださったアルバルクファンの皆さん、素晴らしい2シーズンを本当にありがとうございました」