2025.05.28

信州の石川海斗が契約満了で退団へ「どんな状況でも一緒に戦ってくれるブースターさんは1番の宝物」

信州から退団を発表した石川海斗[写真]=B.LEAGUE
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 5月28日、B2東地区の信州ブレイブウォリアーズは、石川海斗との契約満了を発表した。石川は同日付けで自由交渉選手リストに公示された。

 東京出身で現在34歳の石川は、170センチ72キロのポイントガード。明成高校(現仙台大学附属明成高校)から日本大学に進み、2013年、日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)に入団した。15年に岩手ビッグブルズ(bjリーグ)と契約すると、Bリーグ開幕時には仙台89ERSに移籍。その後、信州、熊本ヴォルターズファイティングイーグルス名古屋を経て、2023−24シーズン信州に復帰した。

 今シーズンはB2リーグ戦の54試合に出場し、1試合平均9.3得点6.0アシストをマーク。B2プレーオフでは8試合全てに先発出場し、1試合平均12.5得点を挙げチームをけん引したが、B2プレーオフ・セミファイナルでアルティーリ千葉に敗れ、B1昇格は果たせなかった。

 石川はクラブ公式サイトを通し「リリースの通り、今シーズンで信州ブレイブウォリアーズを離れる事になりました。まず初めに、一度離れてまたウォリアーズの一員としてプレーするチャンスを与えてくれたマイケルHC、チームには感謝しています。ありがとうございました。この2シーズンを振り返った時に自分が帰って来てウォリアーズの一員として何ができたのか、何を残せたのか、色々考えた時に1年目の降格、2年目の昇格未達成と一選手、キャプテン、ポイントガードとして勝たせられなかった事がすごく後悔として残っています。ただ、苦しい思い出だけでなく、それよりもウォリアーズの選手として戦えた事をすごく誇りに思っていますし、どんな状況でも一緒に戦ってくれるブースターさんは心強かったですし、1番の宝物だと思ってます」とコメント。

 「ウォリアーズとは別々の道へ進む事になりましたが、まだまだ選手として成長したいと思っています。ウォリアーズも石川海斗という選手も応援していただけると嬉しいです。最後になりますが、どんな時でも支えてくれたスポンサーの方々、ブースターの皆さまに感謝申し上げます。2シーズン辛い事の方が多かったですが、また皆さんと笑って再会できる日を楽しみにしています」と感謝の言葉を綴っている。

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