2018.11.17
インターハイで準優勝、国体でも京都選抜に6人を送りこんで優勝に導いた。本命不在と言われる今大会の中で、優勝候補の筆頭と目されているのが東山高校(京都府)だ。インターハイ予選決勝で洛南高校を圧倒し、連続出場記録を止めたのは大きな話題になった。今大会は4年ぶりの出場だが、インターハイの上位2チームに与えられる枠での出場となり、今までと違って他校の標的になる。
ピック&ロールを主体にしたセットオフェンスが中心で、高校としては珍しく速攻をあまり出さないチームでありながら、インターハイでも国体でもハイスコアを連発した攻撃型のチーム。その軸になっているのは、コンゴ出身の206センチ、カロンジ・カボンゴ・パトリックの強力かつ柔軟なインサイドと、多彩なオフェンスパターンを誇るキャプテン岡田侑大の得点力だ。
初戦の相手は、東海大札幌高校(北海道)と盛岡南高校(岩手県)の勝者。主力3人が地元開催の国体でベスト4進出に貢献した盛岡南の力は侮れず、そこを乗りきっても福岡大大濠高校(福岡県)や桐光学園高校(神奈川県)といった実績豊富なチームが控えている。しかし、まだ果たしていない“単独チームでの日本一”という目標達成に向け、モチベーションは高いはずだ。
文=吉川哲彦
2018.11.17
2018.11.15
2017.12.11
2016.12.29
2016.12.27
2016.12.23