2016.12.27

創部4年目の北陸学院がベスト4進出、東山は北陸を下す/ウインターカップ男子準々決勝

チームトップの34点をマークして、北陸学院に勝利をもたらした大倉颯太 [写真]=大澤智子
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 JX-ENEOSウインターカップ2016 平成28年度 第47回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の男子準々決勝が12月27日に東京体育館で行われた。

 4年ぶりに出場の東山高校(高校総体2/京都府)は北陸高校(福井県)を下し、初の準決勝に駒を進めた。第1ピリオドで10点、第2ピリオドで23点を挙げるにとどまり、7点ビハインドで前半を折り返す。それでも第3ピリオドで25点を記録して逆転に成功すると、最終ピリオドは激しい点の取り合いを制し、93-84の9点差で勝利を収めた。31点17リバウンドを記録したカロンジ・カボンゴ パトリックが3試合連続となる“ダブルダブル”の活躍を見せた他、岡田侑大、山内佑真、藤澤尚之が2ケタ得点をマークした。

 土浦日本大学高校(茨城県)と北陸学院高校(石川県)の一戦は、創部4年目の北陸学院が初のベスト4に進出した。7点リードで迎えた最終ピリオドは相手のエースで日本代表候補にも名を連ねる杉本天昇を抑え、大倉颯太小室悠太郎などが確実に得点を重ね、80-65で勝利。フルタイム出場の大倉はチームトップの34点を挙げて奮起し、小室は18点に加えて16リバウンドを記録するなど攻守に貢献した。

 なお、準決勝進出を果たした北陸学院と東山の試合は、28日の17時から東京体育館で行われる。

【試合結果】
北陸 84-93 東山

土浦日本大学 65-80 北陸学院

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