2016.12.29

北陸学院を初の3位入賞に導いた2年生エース大倉「来年につなげることが大事」

相手ディフェンスを突破する北陸学院の大倉颯太 [写真]=大澤智子
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 JX-ENEOSウインターカップ2016 平成28年度 第47回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の男子3位決定戦の帝京長岡高校(新潟県)vs北陸学院高校(石川県)が12月29日に東京体育館で行われ、創部4年目の北陸学院が59-49で勝利し、過去最高成績となる3位入賞を果たした。

 2年生ながらチームの中心として活躍し、大会ベスト5にも選出された北陸学院の大倉颯太は、この試合、ファウルトラブルにより約27分間のプレータイムに限られた。前半は無得点に終わっていたが、「ハーフタイムで気持ちを切り替えて後半に臨んだ」(大倉)ことで2本の3ポイントを含む16点が生まれ、9リバウンドをマークしてチームの勝利に貢献した。

 大倉は「チームのみんながつないでくれたので、3年生に感謝したい。自分も試合に出た時に役割を果たせて本当に良かった」と試合を振り返り、「歴史を作っていくことは大事なことで、それを自分のいる代でできたことはうれしい。また、これを来年につなげることが大事だと思う」とコメントした。

 最終学年となる来年に向けて、メンタル面と泥臭さをさらなる課題に挙げた2年生エース大倉は「来年はサイズがダウンするので、そこをしっかり補わなければここには戻ってこれない」と気を引き締めた。

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