2018.08.05

岐阜女子や桜花学園が準決勝進出、東京勢3校は姿を消す/インハイ女子準々決勝

“ミラクル泗商”四日市商業が東京成徳大を破りベスト4進出[写真]=山口剛生
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 8月5日、「平成30年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子準々決勝が、愛知県のパークアリーナ小牧で行われた。

 昨年覇者の岐阜女子高校(岐阜県)は第1試合に登場し、津幡高校(石川県)と対戦。前半で53-23と大量リードを奪った岐阜女子。後半は津幡の得点が上回ったものの、大差を埋めるまでには及ばず、82-61で岐阜女子が大勝した。第2試合は東京成徳大学高校(東京都)と四日市商業高校(三重県)が対戦した。前半を34-42と東京成徳にリードを奪われた四日市商業だが、後半に入り猛追。第3クォーター終了時点で58-59と1点差にまで迫ると、最終クォーターでついに捉える。最後は一気に突き放し、77-68と劇的な逆転勝利で東京勢3校の一角を崩した。続く第3試合のカードは、八雲学園高校(東京都)と王者復活を狙う桜花学園高校(愛知県)。第1クォーターこそ16-15と競ったものの、その後は桜花学園が順調に得点を伸ばし74-48で快勝、悲願の優勝へ望みをつないだ。第4試合は注目の一戦、大阪桐蔭高校(大阪府)と明星学園高校(東京都)が激突し、互いに一歩も引かない手に汗握る展開となった。第1クォーターを15-15の同点で終えると、第2クォーターは大阪桐蔭が6点リード。第3クォーターでも食らいつく明星学園をなかなか突き放せず、わずかに1点リードを広げるにとどまった。57-50で迎えた最終クォーター、最後まで諦めず猛攻をしかける明星学園を僅差でしのぎ、70-68で大阪桐蔭が激しい死闘を制した。

着実に優勝に向け歩を進める桜花学園。盤石な戦いぶりで八雲学園を破る[写真]=山口剛生


■女子準々決勝試合結果
岐阜女子高校(岐阜県)82-61 津幡高校(石川県)
東京成徳大学高校(東京都)68-77 四日市商業高校(三重県)
八雲学園高校(東京都)48-74 桜花学園高校(愛知県)
大阪桐蔭高校(大阪府)70-68 明星学園高校(東京都)

■女子準決勝対戦カード
岐阜女子高校(岐阜県)vs 大阪桐蔭高校(大阪府)
桜花学園高校(愛知県)vs 四日市商業高校(三重県)

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