2018.08.07

創部5年目の開志国際がインハイ初制覇! 中部大第一を終盤に突き放し11点差勝利

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 8月7日、一宮市総合体育館にて「平成30年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子決勝が行われ、ともに初優勝を狙う中部大学第一高校(愛知県)と開志国際高校(新潟県)が激突した。

 試合開始早々、開志国際はシラ・エルハジ・アサン(3年)のバスケットカウント、小栗瑛哉の3ポイントでいきなり6点を奪う。約3分の間、相手をノーゴールに抑えると、小池文哉(3年)もミドルシュートをマーク。中部大第一は井戸光邦(3年)をコートへ送りだし立て直しを図るも、開志国際のアウトサイドに苦しみ追いかける展開に。しかし、相手のチームファウルが5つに達すると、青木遥平(3年)がフリースローと3ポイントを記録し、15-16で第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは、中部大第一が先制して逆転に成功する。それでも、ジョーンズ大翔(1年)、小池、和田蓮太郎(3年)が積極的にシュートを放ち、残り4分3秒時点で開志国際が6点をリード。離されたくない中部大第一は、2本の3ポイントで何とかついていくも、前半を終えて28-35と開志国際が突き放した。

攻撃の中心となった開志国際の和田蓮太郎(3年)[写真]=山口剛生

 第3クォーターはジョフ・ユセフ(開志国際/2年)がこの日3つ目のファウルを取られると、中部大第一が反撃。開始約4分間で41-40と再びリードしたが、その後は互いにシュートが入らない時間が続く。終盤、中部大第一はバトゥマニ・クリバリ(2年)、開志国際は小池が決めて、46-46の同点で最後の10分間へ突入した。

 第4クォーター、開志国際は4ファウルのクリバリを攻め、開始1分16秒で退場に追いやる。すると、和田が攻撃をけん引し試合終了5分を切った時点で50-54。同5分10秒には、小池が貴重な3ポイントを沈めて7点差とした。終盤には立て続けに速攻から得点を挙げて中部大第一を突き放し、最終スコア55-66。開志国際が創部5年目で悲願のインターハイ初優勝を成し遂げた。

■試合結果
中部大学第一高校(愛知県) 55-66 開志国際高校(新潟県)
中部大第一|15|13|18|9|=55
開志国際 |16|19|11|20|=66

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