2019.07.17

インターハイ女子注目選手(3)山口奈々花(鵬学園)「伸び代十分な“型にはまらない”オールラウンダー」

オールラウンドな活躍を見せる山口 [写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

7月28日から8月2日にかけて鹿児島県で行われる「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」。バスケットボールキングでは、“令和初”の高校チャンピオンを決する夏の全国大会を前に、今大会で見るべき注目選手をピックアップした。

■女子注目選手(3)山口奈々花(3年/鵬学園高校/石川県)

「令和元年度北信越高等学校体育大会バスケットボール競技会兼第58回北信越高等学校バスケットボール選手権大会」では、180センチの高さと長い腕を活かした打点の高い3ポイントシュートを幾度となく沈めた鵬学園高校の山口奈々花(3年)。ボールキャッチからリリースまで、一連の動作がスムーズで、綺麗なフォームは、「高校に入ってから打つようになった」とは思えないほどだ。

 準優勝となった北信越大会を「今までは石川県2位で出場していたこともあり、(北信越大会では)2日目に残ることが出来ませんでしたが、今回は決勝まで行くことができて良かったです」と笑顔で振り返った山口。だが、自身の出来には「まあまあ……」と、首をかしげながら「今回は外のプレー、3ポイントシュートは入ったと思うのですが、ドライブやインサイドでのプレーももっとできるようにしたいと思いました」と語った。

 インサイドからアウトサイドと、どこからでも攻撃のできるオールラウンダー。しかし、本人に得意なプレーを聞くと、「自分でもよく分からないです。インサイドもアウトサイドもできるのはいいと思いますが…」と苦笑い。これは裏を返せば、どのプレーもまだまだ伸び代があるということで、型にはまっていないともいえるだろう。

「インサイドもアウトサイドもできて、3ポイントシュートがとても入るので尊敬しています」と、目標とするのはJX-ENEOSサンフラワーズで日本代表の宮澤夕貴。その宮澤のように、インターハイではあらゆる面で得点に絡んでいきたいところ。「私たちにとっては初めての全国大会なので、ディフェンスからチームに良い流れを持っていきたいです」と、鵬学園のエースが鹿児島の地で大暴れの予感だ。

写真・文=田島早苗

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