2019.08.02

桜花学園がインターハイ連覇! 岐阜女子との頂上決戦を制し24回目の優勝

インターハイ連覇を達成した桜花学園[写真]=佐々木啓次
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 8月2日に鹿児島県のサンアリーナせんだいで「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の決勝戦が行われ、桜花学園高校(愛知県)と岐阜女子高校(岐阜県)が対戦した。

 5年連続同一カードとなった女子決勝戦は、林真帆(3年)のフリースローで岐阜女子が先制。桜花学園もオコンクウォ・スーザン・アマカ、江村優有(ともに2年)の得点で対抗する。第1クォーター残り2分40秒、桜花学園は前田芽衣(2年)が3ポイントを沈めて3点リード。すると、終盤には岡本美優(3年)、アマカの連続得点が決まり、18-11で同クォーターを終えた。

 第2クォーターは、桜花学園の平下愛佳(3年)が先制の3ポイントをマークして点差を拡大。しかし、そこから藤田和(3年)と林に連続3ポイントを浴びて、開始3分24秒時点で23-21とされる。中盤には同点に追いついたが、前田の3ポイントと岡本の連続得点で再びリードを作った。試合は38-30で後半へ。

激しいマッチアップを繰り広げた藤田と平下(左から)[写真]=佐々木啓次

 第3クォーターは、中盤から桜花学園が相手を引き離して一時15点をリードする。それでも岐阜女子は、林、平尾彩奈(2年)の得点で食い下がり、残り2分で52-42。この10分間は、17-14となり、桜花学園11点リードで最後の10分間へ突入した。

 桜花学園は第4クォーター、前田がジャンプショット、平下が個人技で得点を重ね、開始2分半で点差を16点に広げる。追いつきたい岐阜女子だったが、桜花学園の守備に苦しめられ思うように得点を伸ばせず。そのまま桜花学園が2ケタリードを保ち続け、最終スコア72-59でタイムアップ。桜花学園が昨年に引き続きインターハイを制し、通算24回目の優勝を果たした。

【試合結果】
桜花学園 72-59 岐阜女子 (@サンアリーナせんだい)
桜花学園|18|20|17|17|=72
岐阜女子|11|19|14|15|=59

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