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7月30日、香川県の高松市総合体育館会場で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)男子の部」の準々決勝が行われ、中部大学第一高校(愛知県)が県立広島皆実高校(広島県)と対戦した。
ンベイエ ムハメドの3点プレーで先制し、幸先良いスタートを切ったのは中部大第一。坂本康成や小澤飛悠らもインサイドで着実に得点し、序盤からリードを広げていく。第1クォーター中盤に点差を詰められるも、小澤や坂本の得点で再び突き放し、29-21で最初の10分間を終える。
第2クォーターの序盤は一進一退の攻防となった。巧みなパスワークか得点を狙う広島皆実に苦戦しながらも、中部大第一は小澤が精度の高いシュートで次々とスコア。坂本も内外問わないプレーで得点を伸ばし、57-38と大きくリードを広げて試合を折り返すことに成功する。
最後の10分間、中部大第一はメンバーを入れ替えながらもトゥレ サリウがオフェンスリバウンドから連続得点。住吉大和も3ポイントやフリースローでさらにリードを広げ、最終スコア103-58でタイムアップ。中部大第一が2回戦、3回戦に続き100点ゲームで勝利し、開志国際高校(新潟県)の待つ準決勝進出を果たした。
中部大第一は坂本が28得点、小澤が27得点を記録し、ムハメドは15得点15リバウンドとダブルダブルを達成した。一方、広島皆実は小田悠人が15得点、中水元基が梶谷崇太がともに14得点を挙げるも、準々決勝で涙を飲む結果となった。
■試合結果
中部大学第一高校 103-58 県立広島皆実高校
中部大第一|29|28|25|21|=103
広島皆実 |21|17|10|10|=58