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11月27日、国立代々木競技場第二体育館で「U18日清食品トップリーグ2022(女子)」の最終日が行われ、京都精華学園高校(京都府)が大阪薫英女学院高校(大阪府)と対戦した。
今夏のインターハイ決勝のリマッチとなった試合は、序盤から接戦となる。大阪薫英の都野七海にスティールからレイアップを決められると、京都精華は八木悠香がゴール下で得点と一進一退の展開に。終盤には柴田柑菜が力強いドライブから得点を奪い、18-17と京都精華がわずかにリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、都野の鋭いパスから島袋椛に得点を許すも、柴田が3ポイントシュートを決めるなど、ここでも両チームが一歩も譲らず。終盤に八木も得点を伸ばすが、都野に長距離砲を沈められると、32-37と京都精華が追いかける形で試合を折り返した。
迎えた第3クォーターでも接戦となるが、中盤の同点の場面には大阪薫英の熊谷のどかにタフな3ポイントを決められると、都野のスティールから島袋に得点を許すなど、一時は大阪薫英にリードを広げられる。それでも、終盤には八木やイゾジェ ウチェの得点で京都精華が巻き返し、54-54の同点で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、序盤に八木の3ポイントで京都精華が逆転すると、堀内桜花のアシストからウチェがレイアップを決めるなどリードを拡大。さらに、最後の10分間で大阪薫英をわずか7得点に抑え込み、京都精華が74-61で勝利を飾った。
6勝1敗で準優勝となった京都精華は、八木が29得点9リバウンド3スティール、ウチェが22得点17リバウンド8ブロック、柴田が10得点6リバウンドをマークした。
一方の大阪薫英は、島袋が30得点8リバウンド、都野が14得点10リバウンド7アシスト9スティールと奮闘するも、4勝3敗となり今大会を4位で終えた。
■試合結果
大阪薫英女学院高校(大阪府) 61-74 京都精華学園高校(京都府)
大阪薫英|17|20|17|7|=61
京都精華|18|14|22|20|=74