日本バスケットボール協会（JBA）が日清食品株式会社とともに「U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会2022」を開催。女子の「U18日清食品トップリーグ」が8月27日〜11月27日にかけて行われた。

　JBAでは昨年度よりU18世代の育成・強化・競技環境の充実を目的に「U18日清食品関東ブロックリーグ」を実施。2年目となる今年度は「U18日清食品トップリーグ」を新設し、「U18日清食品ブロックリーグ」の参加ブロックを、関東、東海、中国、四国の4つに増設した。

　新設されたトップリーグには、2021年度全国大会（インターハイ、ウインターカップ）の試合結果をもとにポイントを付けて推薦順位を決定した男女各8チームが参加した。

　桜花学園高校（愛知県）は初戦の東京成徳大学高校（東京都）との試合に快勝するも、続く明星学園高校（東京都）との試合は6点差で辛勝。さらに、大阪薫英女学院高校（大阪府）との試合も8点差の接戦となるが、5連勝を飾って京都精華学園高校（京都府）との無敗対決に臨む。この天王山を2点差で制した桜花学園は最終戦にも勝利し、見事7連勝で初代女王の座をつかんだ。

　京都精華が準優勝を飾ると、5勝2敗と奮闘した岐阜女子高校（岐阜県）は3位となった。また、最終戦で京都精華に敗れた大阪薫英は、4勝3敗の4位で大会を終えた。

京都精華（中央）が準優勝を飾った［写真］＝日本バスケットボール協会

　トップリーグの最終順位と試合結果は以下のとおり。

「U18日清食品トップリーグ2022」（女子）

※1回戦総当たりのリーグ戦
※勝点が同じ場合、当該チームの得失点差で順位を決定

【最終順位】
優勝：桜花学園高校（愛知県）　7勝0敗（勝点14）
準優勝：京都精華学園高校（京都府）　6勝1敗（勝点13）
3位：岐阜女子高校（岐阜県）　5勝2敗（勝点12）
4位：大阪薫英女学院高校（大阪府）　4勝3敗（勝点11）
5位：安城学園高校（愛知県）　3勝4敗（勝点10）
6位：昭和学院高校（千葉県）　2勝5敗（勝点9）
7位：明星学園高校（東京都）　1勝6敗（勝点8）
8位：東京成徳大学高校（東京都）　0勝7敗（勝点7）

■8月27日
大阪薫英女学院 77－66 安城学園
京都精華学園 84－72 東京成徳大学

■8月28日
東京成徳大学 52－64 大阪薫英女学院
安城学園 68－109 京都精華学園

■9月3日
大阪薫英女学院 89－73 明星学園
昭和学院 69－102 京都精華学園
安城学園 77－84 岐阜女子
桜花学園 104－60 東京成徳大学

■9月4日
岐阜女子 77－89 京都精華学園
明星学園 62－68 桜花学園
昭和学院 72－92 安城学園

■9月24日
桜花学園 104－52 昭和学院

■9月25日
昭和学院 70－66 東京成徳大学
大阪薫英女学院 69－77 桜花学園

■10月8日
安城学園 102－70 明星学園
東京成徳大学 63－69 岐阜女子
昭和学院 53－78 大阪薫英女学院

■10月9日
京都精華学園 93－70 明星学園
岐阜女子 64－51 大阪薫英女学院
東京成徳大学 72－79 安城学園

■11月12日
桜花学園 87－61 岐阜女子

■11月13日
京都精華学園 66－68 桜花学園

■11月19日
桜花学園 96－66 安城学園
岐阜女子 77－61 明星学園

■11月20日
明星学園 51－82 昭和学院

■11月27日
明星学園 90－68 東京成徳大学
岐阜女子 64－55 昭和学院
大阪薫英女学院 61－74 京都精華学園