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12月25日に東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子3回戦が行われ、東海大学付属福岡高校(福岡県)が桜花学園高校(愛知県)と対戦した。
強豪校同士の対戦となったこの試合、第1クォーターは互いに一歩も譲らない攻防が続き、11-11と同点で終えることに。
続く第2クォーターは東海大学付属福岡が8-0のランに成功。しかし、桜花学園の田中こころに続け様に3ポイントを3本許すなどして逆転され、東海大学付属福岡は23-24と1点ビハインドで試合を折り返すこととなる。
後半の立ち上がり、東海大学付属福岡のファール アミナタの連続得点などで再びリードするも、すぐさま桜花学園に追いつかれ、以降はリードチェンジを繰り返す展開に。第3クォーター終了間際には横山智那美に3ポイントを決められ、40-42で第4クォーターへ。
最後の10分間も一進一退の攻防が続くなか、東海大学付属福岡は赤間静夏が何度となくタフな3ポイントを沈めて、桜花学園に食らいついていく。迎えた試合時間残り3.3秒、60-63と3点ビハインドの状況で境さくらが3ポイントを試投。相手のファールを誘いながら放ったこのショットがリングを射抜き、東海大学付属福岡は土壇場で同点に追いつくことに成功。さらに、交代で入った稲次菜々子が与えられたフリースローをきっちり決めて、タイムアップ間際に64-63と試合はひっくり返ることに。
その後、最後の桜花学園の攻撃も守り抜いた東海大学付属福岡が最終スコア64-63でベスト8に駒を進めることとなった。赤間静夏がチームハイの16得点、アミナタも15得点22リバウンドとインサイドで強さを発揮した。
一方、3回戦で涙を呑む結果となった前回女王の桜花学園は、田中が6本の3ポイントを含む27得点、横山が18得点を記録している。
■試合結果
桜花学園 63-64 東海大学付属福岡
桜花学園|11|13|18|21|=63
東海大付福岡|11|12|17|24|=64