2023.07.25

インサイドを制した日本航空北海道、県立足羽を下し2回戦進出/インターハイ2023

日本航空北海道が接戦制し2回戦進出[写真]=伊藤大允
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 7月25日、北海道で「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」が開幕。北海きたえーるで行われた女子1回戦で日本航空北海道高校(北海道)と県立足羽高校(福井)が対戦した。

 試合開始から、0-5のランに成功した日本航空北海道。リバウンドショットをものにし点差を拡大し続けたが、徐々に県立足羽の3ポイントシュートが決まりはじめ、第1クォーター残り3分20秒でついに逆転を許してしまう。それでも素早いトランジションからゴール下のショットを確実に決め続け、日本航空北海道が22-16と再びリードし第1クォーターを終える。

 続く第2クォーターも、日本航空北海道は攻守両面でインサイドの強さを見せつけた。ファストブレイクからの得点にも成功し、県立足羽がたまらずタイムアウトを取るなど勢いそのままに攻め続け、13点リードの44-31で試合を折り返す。

 後半に入ると、県立足羽のオールコートディフェンスでターンオーバーを誘発された日本航空北海道。アウトサイドシュートを中心にオフェンスを展開していた県立足羽が、インサイドアタックを増やしたことでファウルに見舞われるなど苦しい時間帯が続いた。61-53、日本航空北海道は8点差まで追い上げられ最終クォーターへ。

 迎えた第4クォーター、後がない県立足羽の猛追を受ける日本航空北海道だったが、この場面でもインサイドの優位は渡すことなくリードを保ち続けた。しかし、点差は常に1ケタのまま緊迫した状況は続き、試合残り19秒で74-72と2点差に詰められる。この場面で、日本航空北海道はファウルを誘いフリースローを沈めると、最後は落ち着いた試合運びで確実に勝利を手繰り寄せた。75-72、日本航空北海道が接戦の末、県立足羽に勝利した。

 インサイドで県立足羽を圧倒した日本航空北海道は、26日の2回戦・第3試合(北海きたえーる)で県立山形中央と対戦する。

インターハイ2023・女子1回戦
<北海きたえーる Eコート第4試合>
日本航空北海道(北海道) 75-72 県立足羽(福井)
日本航空北海道|22|22|17|14|=75
県立足羽   |16|15|22|19|=72