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準々決勝で11得点を挙げた美濃加茂の関健朗[写真]=佐々木啓次
8月7日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準々決勝が照葉積水ハウスアリーナで行われ、美濃加茂高校(岐阜県)が開志国際高校(新潟県)に76-68で勝利した。
東海大会王者として今大会に臨んでいる美濃加茂は、留学生のエブナフェイバーが豪快なダンクを叩き込むなど、第1クォーターからチームの強みを全面に押し出して得点を量産。8点リードして迎えた第2クォーターには、開志国際に連続得点を許し41-41の同点とされたが、ハーフタイム明けの後半も真っ向勝負。フェイバーのみならず、藤田大輝、関健朗、深見響敏といったスターター陣が揃ってスコアを伸ばし逃げ切った。
美濃加茂はフェイバーが23得点22リバウンド、藤田が20得点4アシストを筆頭に、スターター4選手が2桁得点をマーク。北信越覇者の開志国際も清水脩真が21得点を挙げたが、平良宗龍(19得点)の3ポイントが9本全て失敗に終わるなど、チーム全体で3ポイント成功率19パーセント(7/37本)と不発。精度良く得点を重ねる美濃加茂に押し切られ、6年ぶりの王座奪還とはならなかった。
同校史上初のベスト4入りを果たした美濃加茂は、明日8日13時40分から照葉積水ハウスアリーナにて行われる男子準決勝第1試合で、福岡大学附属大濠(福岡県)と対戦する。
■試合結果
<インハイ男子準々決勝>
開志国際 68-76 美濃加茂
開志国際|19|22|15|12|=68
美濃加茂|27|14|22|13|=76