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東医保大のインカレ制覇にも貢献した吉田亜沙美ACが今年度限りで退任[写真]=兼子愼一郎
東京医療保健大学女子バスケットボール部は3月21日、公式Instagramを更新し、吉田亜沙美アシスタントコーチが今年度をもって退任することを発表した。
吉田氏は、1987年生まれの34歳。東京都の中山ミニバス、東京成徳大学中学校を経て、東京成徳大学高校に進学すると、1年次からスタメンに抜擢され、3年次にはインターハイと国体で2冠を達成した。
高校卒業後の2006年にJOMO(現・ENEOSサンフラワーズ)に入団すると、2019年までサンフラワーズ一筋でプレー。一度は現役引退を発表したものの、2020年には東京オリンピックを目指すために電撃復帰を果たし、2021年1月に再びユニフォームを脱いだ。
日本代表経験も豊富で、2005年に当時高校生で唯一選出されると、2015年に主力としてアジア選手権の2連覇に貢献。2016年のリオデジャネイロオリンピックではアシスト王を受賞するなど、約15年にわたって日本の司令塔を務めた。
現役引退後、恩塚亨ヘッドコーチ(現女子日本代表ヘッドコーチ)が率いる東京医療保健大のACに就任。自身の豊富な経験をもとに選手を指導し、インカレ連覇にも貢献した。
なお、退任後の去就については発表されていない。
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