2021.10.04

アジア杯5連覇の女子日本代表を元主将・吉田亜沙美が称賛「日本のバスケットっていいなあ」

日本代表は決勝で中国代表を破り、アジア杯5連覇を果たした[写真]=fiba.com
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 10月3日、FIBA女子アジアカップ2021の決勝が行われ、日本代表が中国代表を78-73で破って大会史上初となる5連覇を達成した。

 今夏行われた東京オリンピックで銀メダルを獲得する快挙を成し遂げた女子日本代表。メダル獲得の原動力となった髙田真希(デンソーアイリス)や町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)ら主力選手が外れ、若手を中心としたメンバー構成で戦った。

 連覇がかかるアジアカップでは、初戦でインド代表に136−46と90点差をつけ大勝すると、その後は粘り強い戦いを続け、決勝進出を果たした。その決勝戦では、高さを全面に押し出す中国に対し、スピードを生かしたバスケットで対抗。第4クォーター終盤までリードを許したものの、残り1分を切ったところで逆転に成功し、そのまま押し切った。

 前人未到の5連覇を果たした日本代表に対し、SNS上でさまざまな反応が寄せられるなか、同代表でキャプテンを務め、アジアカップ3連覇に貢献した吉田亜沙美(現東京医療保健大学アシスタントコーチ)が自身のツイッターでコメント。「若いチームで5連覇に挑んだこと。しっかりと日本のバスケットを貫き通した40分間。仲間を信じたこと。離されても我慢してお互いを鼓舞し、自分たちの流れを創ったこと。日本のバスケットって良いなぁ。素敵だなぁ」と若き日本代表を褒め称えた。


 アジアの強豪国相手に苦戦しながらも大会をとおして成長し、トロフィーをつかみとった日本代表。今後の核を担うであろう若きメンバーたちがどのように成長していくのか、活躍に大きな期待がかかる。

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