2019.02.22
2月20日、敵地での「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」のイラン戦を翌日に控え、男子日本代表が前日練習の一部を報道陣に公開した。
練習前の取材にて、日本を率いるフリオ・ラマスヘッドコーチは「良い状態です」と現状のチームを捉え、「明日の試合は我々もすごい期待していますし、いい準備はできていると思います。現時点では明日のイラン戦のプランをもう一度しっかり確認しながら練習する」とコメントした。
また、Window6の初戦で戦うイランは、218センチのハメド・ハダディがロスター入りしないという噂もあるが、との質問には「そういった噂も聞いている」と話した上で、「我々は相手のスタイルを気にしている。彼が出ようが出まいがイランのスタイルは変わらないと思いますので、明日は速攻の部分を対応できるようにしたい」と気を引き締めている。
日本は21日のイラン戦、24日のカタール戦で連勝すれば他国の結果に関係なくワールドカップ出場権を手にする。指揮官は、この重要な戦いを前にした今の気持ちを「すごくいろんな気持ちが混ざっている」と表現。
「期待はありますがウズウズしていますし、重要な一戦で早くやりたいという気持ちもあれば、試合状況がどうなるのだろうと考えたり、そういった気持ちが混ざっている」
「あと1戦、2戦でワールドカップが決まる。やっとこの立ち位置まで来れたことはすごく良いと思っています。この予選が始まる前からここを目指して、ワールドカップ出場権を獲得するためにがんばってきた。やっとそれが実現できるところまで来たことは嬉しいですけど、ここで満足せず『本当にワールドカップに行きたい』という強い気持ちを持っています。とにかく、今は試合にフォーカスしていい試合ができるようにがんばりたい」
現在、予選6連勝中と波に乗る日本。自信をつけた今のチームであれば、中東の地でもこの勢いままにイラン、カタールを撃破してくれるはずだ。
取材協力=小永吉陽子
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