2021.06.18
6月18日、男子日本代表はフィリピンのパンパンガ州クラークにて、FIBAアジアカップ2021予選フィリピン大会の第2戦となるチャイニーズ・タイペイ戦に臨んだ。
フィリピン大会初白星を目指す日本は田中大貴(アルバルク東京)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、金丸晃輔(シーホース三河)、ギャビン・エドワーズ(千葉)、シェーファーアヴィ幸樹(三河)というスターティング5でティップオフを迎えた。
日本は開始早々にエドワーズが3点プレーを含む連続得点に成功して主導権を握ると、シェーファーのゴール下、金丸の3ポイントなども決まり、14-0のランに成功。その後、相手の反撃を許しながらも第1クォーターを25-16と9点リードで終えた。
続く第2クォーターは序盤からチャイニーズ・タイペイに追い上げにあう。一時は4点差まで迫られるが、日本も竹内譲次(A東京)や篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)らが3ポイントを沈めて追いつくことは許さず。その後は3点差まで詰め寄られる場面を作られるも、タイムアウトで立て直し、比江島の連続3ポイントなどで再び突き放すことに成功。比江島は前半終了間際にもブザービーターで3ポイントを沈め、日本は52-38とリードを広げてハーフタイムへ。
スターティン5と同じメンバーで迎えた後半は、9-0のランに成功。その後もエドワーズがこの試合4度目のバスケット・カウントを誘発させれば、金丸が得意の3ポイントを次々と沈めて一気にリードを拡大させる。結局、第3クォーターで28得点を積み上げつつ、相手の得点を10点に抑え、80-48と大量リードで最終クォーターに突入することに。
第4クォーターはベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)やシェーファーにも3ポイントが生まれ、日本がさらにスコアを伸ばす。また、代表デビュー戦となったアキ・チェンバース(横浜ビー・コルセアーズ)も3ポイントをマークするなど最後まで得点を重ねていき、最終スコア98-61で日本が勝利を収めた。
日本はエドワーズがチームトップの21得点、比江島はフィールドゴール成功率100パーセントで15得点を記録し、金丸も4本の3ポイントを含む14得点をマーク。さらに、シェーファーは11得点10リバウンドとダブルダブルを達成した。チーム全体としても中国戦で低調に終わったフィールドゴール成功率で52.24パーセント(35/67)と高い数値を記録した。
■試合結果
日本 98-61 チャイニーズ・タイペイ
JPN|25|27|28|18|=98
TPE|16|22|10|13|=61
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